最近では、お盆休みと言いながら海外旅行に出かける人達が多いらしい。

御先祖様を祀るために節句のお休みを頂けるのに、その休みを海外旅行に充てるとは何事だ とも思うのだが。
かく言うおいらが勤め人の頃は 『怠け者の節句働き』 で、8月10日前後は、空いた電車で通勤し 人けの無い事務所で掛かってくる充ても無い電話番をしていた。 そもそも、お盆とは
WikiPedia:お盆より抜粋引用
一般に仏教の行事と認識されているが、仏教の教義で説明できない部分も多い。
古神道における先祖供養の儀式や神事を、江戸幕府が庶民に強いた檀家制度により仏教式で行う事も強制し、仏教行事の「盂蘭盆」(うらぼん)が習合して現在の形が出来たとされる。
伝統的には旧暦7月15日にあたる中元節の日に祝われた。
明治6年(1873年)1月1日のグレゴリオ暦(新暦)採用以降、以下のいずれかにお盆を行うことが多い。
  1. 旧暦7月15日(旧盆) - 沖縄・奄美地方など
  2. 新暦7月15日(もしくは前後の土日) - 東京・横浜・静岡旧市街地、函館、金沢旧市街地など
  3. 新暦8月15日(月遅れの盆。2.の地方では旧盆とも) - ほぼ全国的
  4. その他(8月1日など)
ということで、以前は定まっていた期間が、現在では各地域に よってバラバラである。
にも関わらず、マスコミは 「月遅れの盆」 時期だけを取り上げて交通渋滞や海外出発を報ずるのは面白い。
また、(少なくとも東京圏にある) 一般企業は 「月遅れの盆」に併せて企業ぐるみでお休みになることが多い。
藪入りの代用と思えば なるほどとも思うが、行政関係機関がお盆休みを取らないのに、一般企業は海外からの出資会社までもが休むことが慣習化したことは面白い。 東京圏なら新暦7/15では(?) とも思うが..
WikiPedia:藪入りより抜粋引用
藪入り(やぶいり)、薮入りとは、かつて商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へと帰ることのできた休日。1月16日と7月16日がその日に当たっていた。
藪入りの習慣が都市の商家を中心に広まったのは江戸時代である。本来は奉公人ではなく、嫁取り婚において嫁が実家へと帰る日だったとされるが、都市化の進展に伴い商家の習慣へと転じた 。

いずれにしても、日本人のお盆は迎え火 / 送り火 (御招霊) を行い、盆踊りを踊るのが正しいと信じるのだが..
昔の盆の風景は、映画 「男はつらいよ」 シリーズでも見なければ無くなったのかもしれない。
シリーズに映る神社を巡り、祭りの景色を眺めることも、楽しみのひとつかもしれない。


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藪入り に思う