『路傍の石』なる小説がある。
「道端の石にも存在理由がある」といった内容だ。

「自分は、何のために生まれたのか?」とか「違うのだ!
人が産れることには何の理由も無い。
生物としての本能に基づいて、各々の親が子孫繁栄を計ったための結果にしか過ぎない。
人は「生きたい」「自分の種を残したい」という本能があり、それに基づき行動しているだけである。
産れた・存在する理由なぞは何も無い。

「自分自身は何かによって生まれるべくして産れ、何かをすべき存在なのだ!」と考えるのは、自分の一人よがりである。
自分に続く存在をつくり、DNAを存続させる「つなぎ」。

それが生物であり、それ以外の何でもない。



WikiPedia:道元
日本における曹洞宗の開祖。『正法眼蔵』  
正法眼藏のテキスト