(こっきしん)と読む。 『己に克つ』心である。

93歳で死んだ父が在職中に書き、表彰を受けた作文のテーマだった。
死ぬ数日前まで老眼鏡に天眼鏡を二つも付けて、読書に耽っていた姿を想い出す。

読む本は、歴史物が多かった。
地名の言われ等というものを読んでは、「忘れっぽくなって、覚えられない」とこぼしていた。
カタカナ辞典を片手に、NHKテレビを見るのが好きだった。

「インターネットって何だ??」という質問が、俺をネットの世界に入らせたのかも知れない。
父に言われ、ホームページを作り出して2ヶ月後、父は死んだ。
結局、俺のホームページを父に見せることは出来ず仕舞いであった。

今、俺がホームページを作るのは、父への手紙なのかもしれない。

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