旅先での特急電車の中で、歌手ちあきなおみの演歌を聴く。
歌詞にメロディーが しっとりとまとわり、実に情景が見える。

彼女の唄う歌には、一昔前の酒場、そして男と女の別離をテーマにしたものが多く、悲しみの中で別れに当たっての女の心情がひしひしと伝わってくる。

などと考えながら、ふと 思う。

女の心情を唄う歌詞を書いた人は、男なのである。
心打つ、女の心情を書く女は皆無に近い。

女が作詞をしてはいけない時代だったのかもしれない。
単に、才能を持つ女がいなかったのかもしれない。
そんなものに関心を持つ女がいなかっただけかもしれない。
古い時代の古い話さ。

でも、聞いてみたい。
女が作った、別れの女の心情演歌

追記 2014/04/25 20:00
恋のしずく  歌詞
歌:伊東ゆかり 作詞:安井かずみ 作曲:平尾昌晃