今では、どこにでも、当たり前のようにあるエスカレーターである。

儂が育った秋田市では、昭和34年頃、市内で唯一のデパートの木ノ内に始めて設置された。

物珍しさから、来客がいたく増加したそうである。
エレベーターの手すりを拭く、専門のエスカレーターガールが居り、スチュワーデスに匹敵するくらいの花形職業であった。

当時のエスカレーターでは、徒歩で上ることは御法度であった。
人間が上下する際の振動でエスカレーターの歯車が壊れるため、静かに乗っていなければならなかった。

現在のエスカレーターには、もちろんそんなことは無い。
若い男女が我先にと、階段のように闊歩している。

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