「定年退職後の暇人 台風の実況中継」 を拝読した。
テレビの台風実況中継で暴風雨のなかにレポーターを立たせることと、過剰なレポート姿勢に疑問を述べられていると読んだ。 まことに賛同を覚える。

台風の実況中継では、なぜかワザワザ風雨の強い場所にレポーターを据え、レポーターの大騒ぎする状況をテレビ報道することが流行っているようだ。
レポーターは、ひとしきり騒いで台風の凄さを伝えようとしているのだろうが、そのレポート内容(言葉の表現力) たるやお粗末である。 また、ヘルメットをきちんと被らない事や、雨合羽の前を閉めずに風に煽られている等、レポートする以前の姿勢に目がいってしまう。 ヘルメットが飛ばされそうになり 手で押さえるなどは無様であり、何のためのヘルメットなのかと思う。 被り方すら知らない者を担当させるテレビ社の企画・指導はいただけない。
台風の矢面とも言うべき位置に立ちレポートする者の姿としては、まことに不十分であろう。
そのような中継姿勢の中で、ヤラセが有るのであれば報道の内容、ひいては台風の状況そのものにも疑念を抱く。

そもそも台風の実況中継は、昔のように某灯台や港に設置された定点カメラを映して、経験の多いアナウンサーが 「カメラが揺れている」 とかの解説を加える程度で充分だろう。
はじめて台風の中に立ち、その猛威に脅える女性の姿なんちゅうものは悲恋物の映画には向いているかも知れないが、レポーター向きでは無い。
どのポイントから中継されているのかも知れない撮影場所で 「大変で~す」 を連呼するだけで要領を得ないレポートをされるよりは、設置位置が知られている公の定点カメラのライブ映像を見せられた方が、状況が知れる。
WikiPedia:お天気カメラ

さらには、台風等で地滑り事故が発生した場合、土砂崩壊現場の路肩側に立つ女性レポーターが映される。
カメラアングルとしては、山側の崩壊箇所を取りながら美人レポーターをも併せて撮るには好位置だろう。
しかし、あの位置は 二次災害が起こり得る位置であることを承知しているのだろうか
事故現場の状況報道に、レポーターの姿形を写さずとも、音声だけでも充分だろうとも思うのだが...