昨日のテレビで 「帯状疱疹 (帯状ヘルペス) 」 に関して報道されていた。
関心を持ったのは、『腹部に発疹が出るとともに関節に痛みを覚え、整形外科を受診し薬を出されたが改善せず、数ヶ月後に皮膚科を受診して帯状ヘルペスであることが判った』 という内容である。

帯状疱疹には関節痛が伴うので、痛みの原因の診察を受ける為に整形外科を受診した人の発想は判る気がする。
しかし、関節痛以外にも発疹や水疱が先行して生ずるのだがら、整形外科を受診したというのも解せない。
それ以上に理解できないのは、整形外科医が帯状ヘルペスであることを診察できず、整形外科としての見地からでのみ診察をしたということだ。
今どきでは、医師の資格を持つ者であれば帯状ヘルペスであることは見れば判る症状であり、皮膚科での診察を奨めれば済むことである。
しかし、自分の専門分野での見解でしか診察・診断を行わない。

同様のことは、内科・外科に於いても発生する。 大病院ほど、内科が更に専門科に分かれ、循環器内科・糖尿病内科・消化器内科・呼吸器内科・etc. といった状況になる。 
それぞれの専門内科では、他の専門内科の事には関与(口出し) しないことが彼等の仁義のようだ。

NHKの番組で、「総合診療医 ドクターG」がある。 ※過去記事:「総合診療医」考
WikiPedia:総合診療医によれば
総合診療医とは、患者の生活について生物学的・精神的・社会環境的な環境に着目したホーリズム的アプローチである。  総合診療医の責務は、患者の特定臓器に着目するのではなく患者の全体的な健康問題に向き合って治療を行うことである。
診療科が専門的に分化されることは、病名が特定された患者の場合には最新治療を受けられるのかも知れない。
しかし、どの病院(診療科) に行けば良いのか(?) 判らない患者としては、総合診療医の診察を受けたいものだ。
「心臓は大丈夫」 と循環器の医師に言われても、患者としてはドコか痛いんだよ
〇〇科を受診すれば良いのか(?) くらい教えてくれても良いだろう。 患者が診察科目を探すのは大変なのよ。