テレビ等の報道で、よく ○○地方という言葉が使われる。
当たり前のように使われる○○地方であるが、これが実に曖昧とした内容である。
避難勧告等の地方自治体が出すものは、○○県○○市○○町○○丁目という明確なエリア指定がなされる。
しかし、気象庁の出す○○予報をはじめ○○警報の類は、○○地方の不明確なエリア指定である。

○○地方とは、どのエリアを示すのかを記述する公的な図書を発見することはできなかった。
WikiPediakの日本の地域によれば、「日本国内では、北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州に分ける  「八地方区分」 が多く用いられる」との記述がある。
この 「八地方区分」 を例にすると、関東 ・ 中部 ・ 近畿 が最も複雑である。 中部地方を例にすれば
中部地方は、北陸・東山(中央高地)・東海の3地方に区分され、この区分以外にも地方内外での地域区分や線引きが様々になされる。 詳しい分類については、甲信越静地方甲信越地方甲信地方信越地方中央高地などを参照。

また、NHK全国版(NHK放送センター) 以外にNHK地方局から放送される天気予報では、各県を更に「細分した地域名」で表す。 しかし、「細分した地域名」 が令制国時代の国府名だったりする。 また、その地域名は放送する会社(民放) により異なる。

生れついての土地の者であれば、○○地方や 「細分した地域名」 で出される気象庁の○○警報の類に対して、自分の住む場所か(?) そうでないかを理解できるのであろう。
しかし、旅行者等にとっては旅先の自分が○○地方に居るのか(?) 知れたものでは無い。
おいらは、転居した当地で、未だにどの地域の天気予報を見るのか(?) よく判らずにいる。

結局のところ、気象庁の予報に出現する○○地方エリアを知る為には、管区気象台の受け持ちエリアにより確認しなければならないということのようだ。
気象庁及び各報道機関の用いる 「○○地方」 のエリアを特定することを強く希望する。
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このような統一が図れないのは、現在では国土交通外局にある気象庁が これまでに渡り歩いた各省の歴史によることのようだ。 各省庁の縦割りの歴史が、こんなところにも残っているのか。
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地方の人達は、首都圏と言われれば東京を指すように誤解しているが、とんでもない間違いだ。
NHKの首都圏との言い方には、関東の8都県以外に新潟県・山梨県が含まれる。
実直に東京付近の都会を示したい場合は、東京圏 or 東京都市圏と言うのが煩雑にならないだろう。