八幡平は、十和田八幡平国立公園内にあり、日本百名山日本の秘境100選に選ばれている山岳である。
 しかし、山頂付近までバスが運行されており、簡単に絶景に触れることができる。

そのバス路線は、正式には「岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線」であるが、秋田県側の国道341号との交差点から岩手県八幡平市緑ガ丘にかけては八幡平アスピーテラインと呼ばれている。



その八幡平アスピーテラインの秋田県鹿角市側の始点に近い場所に「(東)トロコ温泉」(閉館中)があり、隣のバス停留所 (名称は忘れた) 近くに「北緯40度線」を示す指標が立っている。

このバス停留所で、鹿角市(JR花輪駅方面)から来るバスと、仙北市(JR田沢湖駅方面)から来るバスの乗り換え・乗り継ぎができるタイム・グラムなのだが、バス運営会社が異なる場合もあり又バス運転手が無頓着な様子でタイム・グラムのとおりに乗り換えるのは難儀である。



トロコ温泉は、昭和51年(1976)に八幡平アスピーテラインが開通するまでは、玉川温泉(秋田県仙北市)方面と、蒸ノ湯温泉(ふけのゆ)や後生掛温泉(ごしょがけ)方面との分岐点という地理から、バスの溜まり場であり、古くは硫黄の集積所であったため、それなりに繁盛していたが、現在では面影する感じられない。

ちなみに、トロコ温泉の名前は、前述の硫黄を運ぶためのトロッコ線路の始点であったために名付けられたものらしい。
子供の頃に訪れたトロコ温泉では入浴設備があり、脇にはトロッコと線路が有った。
その頃に玉川温泉と後生掛温泉を抜ける登山ルートにある焼山付近にも硫黄採掘所からの線路や労働者用宿舎が在ったが、今では廃墟化していた。 しかし、面影はある。