過日のNHKで、「金とく 天空の岩山をゆく ~穂高連峰 大縦走~」という番組を見た。
標高3000メートル級の山々が連なる北アルプスの穂高連岳を縦走する、元ノルディックスキー選手の荻原次晴氏と山岳ライターという小林千穂氏を捉えた内容である。
小林氏は山岳ライターという紹介であるが、取り立てて登山経験が豊富であるようには見えなかった。
しかし、穂高に登りたいという思いが伝わってくる。

3000メートル級の穂高連峰はガレ場が続き、緑が少ない。
昨日噴火した御嶽山も3000メートル級だが、あのクラスの山岳は観光登山というよりは修験道の聖地だろう。
多少体力に自信が有るからとか、昔は登山で鳴らしたとか言って、高齢者が おいそれと挑む山では無い。
最近ではヘリコプターを含めて救助体制が整っているが、救助してもらえることを当て込んで、登山経験の少ない高齢者が趣味の延長線で山に行くべきでは無い。
聖地として挑む修験者は、命を賭しているだろう。

「山高きにして貴からず」 との言葉もある。
高齢者は イザ遭難という場面を想定して、低くても充分に楽しめる山を目指したら如何なものだろうか。