昨日(9/27)発生した御嶽山の噴火に関する気象庁の会見によれば、「地震が続いているからといって噴火が起こるかどうかは判らなかった」 とのことだ。優秀な頭脳を揃えて金を使っているには、情けないこっちゃ。 それは置き。
噴火の予想ができなかったから、「噴火警戒レベル」 は従前とおりの 「1」 のままであったということのようだ。
御嶽山の 「噴火警戒レベル」 は、気象庁が噴火警戒レベルを導入した2008年(H20)3月31日以来、「噴火警戒レベル = 1」 が発表されただけで変動していない。

「噴火警戒レベル」 により 「呼称」 及び 「対応する警報等」 が定まり、「噴火警戒レベル = 1」 とは、「呼称 = 平常」 ・ 「対応する警報等 = 噴火予報」 となる。 この度の御嶽山噴火以前はこれに当てはまる。
しかし、噴火が起こったことにより、「噴火警戒レベル = 3」 となり、「呼称 = 入山規制」 ・ 「対応する警報等 = 噴火警報(火口周辺警報)」 に変ったということだ。

島国日本には火山が多く、「日本に於ける常時観測対象の火山」として指定された火山が 47山も有る。

気象庁(国土交通省) には発表しなければならない警報の類が多いが、だからと言って警報等が発表されない(できない) 事は国民としては安心して暮らすことができない。

過去記事にても大雨や土砂崩壊に及んでの 「警報の類は、用語が紛らわしくて判らない」 的なことを感じていた。
この度 噴火の際の警報の類を学んだところ 同様に専門的な紛らわしい用語になっていることが判った。
本気になって警鐘を鳴らす気があるのならば、判りやすくして欲しいものだ。
WikiPedia:噴火警戒レベルより引用抜粋
日本において、特定の火山の活動によって影響する危険範囲や、必要な防災対応を表す指標で、1から5の5段階に区分されている。
気象庁が2007年(平成19年)12月1日から発表を開始し、現在26の火山で発表されている。
各レベルには、火山の周辺住民、観光客、登山者等のとるべき防災行動が一目で分かるキーワードを設定している。  (レベル5は「避難」、レベル4は「避難準備」、レベル3は「入山規制」レベル2は「火口周辺規制」、レベル1は「平常」)
とは言うものの レベル3 「入山規制」 ・ レベル2 「火口周辺規制」 の 「対応する警報等」 は、共に 「噴火警報(火口周辺警報)」 である。
レベルだの、呼称だの、警報だのと、分類せず、1種類に統一しなければ判らないと思う。
また、レベル1 と レベル2 の中間が必要であろう。
そもそも、「対応する警報等 = 噴火予報」 なんて用語が、警報の中の1種類であるなんてことは思いつかないよ。 「天気予報」 の亜種かと思う。 その割には、「呼称 = 平常」 と優しいんだね~  でもね
火山活動の度合い
火山活動はほぼ静穏だが、火山灰を噴出するなど活動状態に変動があり、火口内では生命に危険が及ぶ可能性がある。

なお、「噴火警戒レベル」 が導入されていない火山も有り、その火山では 「噴火警報」 ・ 「噴火予報」 が出るそうな ますますややこしい。 富士山が噴火するのなら、その以前に判りやすくしてくれ~
要するに、日本全国の火山を対象として 「火山の噴火」 予測には 「噴火○○」 が出るが、ピックアップされた火山は 「噴火警戒レベル」 が設定されているって事なのかね~  ※噴火警戒レベルが導入されている火山
WikiPedia:噴火警報より引用抜粋
噴火警報とは、日本において、火山の噴火による災害に注意を呼びかけるために発表する警報および注意報。 国内すべての火山を対象として、気象庁が2007年(平成19年)12月1日から発表を開始した。
噴火警報は火山によって、居住地域を含めた広域に対する警報と、火口周辺に対する警報、火山の周辺海域に対する警報に細かく分かれている。 また、噴火警報の前段階として噴火予報がある。
現在の噴火警報・噴火予報は、気象業務法が規定する「警報」「注意報」「予報」と明瞭に対応している。
噴火警報は「警報」、噴火予報は「予報」に当たる。 「注意報」に関しては、現在の科学では、注意報を発表するにふさわしい状況と警報を発表するにふさわしい状況を区別することが難しい(=事例によって可能・不可能がある)ことから、注意報を発表するにふさわしい状況でも即「警報」となり、噴火警報がその役割を全てカバーしている。
気象業法第13条によれば
第13条  気象庁は、政令の定めるところにより、気象、地象(地震にあつては、地震動に限る。第16条を除き、以下この章において同じ。)、津波、高潮、波浪及び洪水についての一般の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。
「○○予報」 や 「○○警報」 とは、どのような位置付けになるのか(?) 、まことに解せない。
気象庁発の用語は、意図的に判りにくくしているのだろうか 的中しないが故の苦肉の策なのか

関連過去記事

紛らわしい避難の呼び掛け
記録的短時間大雨情報」学
警報発令エリアが判らない
木曽の御嶽山が噴火
==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==・==
追記:2014/09/30 知らなかったのでメモ
WikiPedia:死火山より引用
死火山(しかざん、extinct volcano)とは、有史以来活動の記録がない火山を指す、古い名称。
年代測定法の発達により過去の火山活動が明らかになるにつれ、数万年周期の噴火活動があることなどが解明されたことにより、有史時代の活動記録のみをもとに火山活動を判断することができないことが分かってきたため、現在では死火山という言葉は休火山とともに学術的には廃用となっている。
活火山以外の火山については、現在では「活火山ではない」「活火山以外の火山」等という。
但し、百万年以上にわたって活動の痕跡がないなど、今後活動する可能性がまったくない火山については、便宜的に死火山と呼ぶ場合もある。
従来、死火山とみなされていた木曽御嶽山が、1979年に水蒸気爆発を起こし、定義を大きく見直すきっかけとなった。
WikiPedia:休火山より引用
休火山(きゅうかざん、英語:dormant volcano)とは、有史以来火山活動の記録があるが、現在は噴気などの目立った活動のない火山を指す、古い名称。 現在では休火山という言葉は死火山とともに廃用となっている。