「国立国際医療研究センター」 は、エボラ出血熱の疑いがある患者が発生した場合に、隔離して治療にあたる厚労省指定の病院です。 指定病院は全国で45カ所あり、感染症の専門医が常駐しています。
とのことで、「国立国際医療研究センター」 が指定病院であることは承知したのだが、全国で45カ所在るという指定病院が判らない。 ついでながら、「エイズ治療拠点病院」 という病院が有ることを知った。

また、「国立病院機構」 という組織もある。
WikiPedia:国立病院機構より抜粋引用
独立行政法人国立病院機構は、医療の提供、医療に関する調査及び研究並びに技術者の研修等の業務を行うことにより、国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療その他の医療であって、国の医療政策として機構が担うべきものの向上を図り、もって公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする。(独立行政法人国立病院機構法第三条)
国立病院機構の施設として石川県内内に4カ所在るが、当地で利用する場合は 「金沢医療センター」 ということか。
また、「エイズ治療拠点病院」 としては石川県内には8カ所の医療施設が指定されている。

しかし、前記記事中の全国に45カ所在るという厚労省指定の病院とは異なるようだ。
ネット検索したら、「感染症指定医療機関の指定状況(平成26年4月1日現在)|厚生労働省」 に掲載されていた。
それによれば、石川県内には指定病院が無く、隣の富山県or福井県のお世話になるようだ。

まあ、よほど運が悪くなければエボラ出血熱に感染することは無いだろう..と "根拠無き楽観主義" に浸ろう。
WikiPedia:感染症指定医療機関の分類より抜粋引用
特定感染症指定医療機関
一類感染症、二類感染症の患者および新感染症の所見がある者に対する医療機関として厚生労働大臣が指定する。
第一種感染症指定医療機関
一類、二類感染症の患者に対する医療機関として都道府県知事が指定する。
第二種感染症指定医療機関
二類感染症の患者に対する医療機関として都道府県知事が指定する。
WikiPedia:エボラ出血熱より引用抜粋
エボラ出血熱は一類感染症であるため、特定感染症指定医療機関及び第一種感染症指定医療機関でのみ受け入れ可能となっている。  2014年4月1日現在、特定感染症指定医療機関は 3医療機関8床のみ、第一種感染症指定医療機関は44医療機関84床のみとなっている。
ということから、本件の元となったテレ朝Newsの記事 (全国で45カ所) は誤っているのでは(?!) と考えたら、特定と第一種が重複しているから正解だった。 ※成田赤十字病院(千葉県) / りんくう総合医療センター(大阪府)
第一種感染症指定医療機関は都道府県知事が指定するとのことだから、石川県にも欲しいな~
指定病院が無いということは、指定できる程の設備を有する病院が無いということであり、当該の都道府県は医療に力を入れていないとも読み解ける。 どんなに先進医療の拡充をしたところで、隔離施設等の感染症に対する設備が無ければ、指定病院になることはできない。
【蛇足】 WikiPedia:エボラ出血熱より引用抜粋
感染病患者の葬送には主に火葬が用いられる。 ※WikiPedia:
エンバーミングの宗教的解釈
土葬では、例え仮に遺体をエンバーミングし たとしてもバイオハザードを含む扱いをうけ、人間や動物などに掘り出されるリスクを防ぎ続けないといけないため、信仰の自由のような基本的人権を制限して でも火葬することが望ましい。 それにも関わらず、火葬の習慣のなかった国家では、未だに火葬が受け入れられていない。
関連過去記事:エボラ患者の埋葬方法?

追記:2014/10/27
エボラ熱、備える国内45指定病院 配置や役割分担訓練:朝日新聞デジタル
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追記:2014/12/20
第一種感染症指定医療機関の無い石川県では「石川中央保健福祉センター」に連絡とのこと。
〒924-0864  石川県白山市馬場2丁目7番地
電話番号(076)275-2251
FAX番号    (076)275-2257