昔から、「仕事の現役を退いた男性が、辞めた途端にポックリ」 という事はよく聞く話であった。
儂が62歳で、まわりの人に比べれば若くして退職するに際し、「早く辞めて何をする」 ・ 「飽きるぞ」 ・ 「ボケるぞ」 などの言葉を掛けられた。 「大きなお世話だ。儂は仕事人間じゃ無い」 と思ったものだった。

仕事をするという緊張感で生きてきたのが、その緊張感が無くなることで逆に それまで溜めこんでいたストレスが噴き出すのだろうか

儂も退職した年の夏に、心臓がフガフガして循環器医の診察を受けた。
その際、心臓のMRIを撮られたが 血管にコレステロールが付着しているのでカテーテルにより造影材を注入した心臓の検査を奨められた。 怖気づいてカテーテル検査を断り、以来3年経ったが心臓フガフガは起こっていない。
肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けるにあたって、かかりつけ医者から 「予防接種」 を受けてもOKとのお墨付きが必要とのことだったのでお伺いしたところ、「心不全の疑い有」 と書くように指導された。

結局 あれは、退職に伴うストレスが原因だったのだろう と、独り合点している。
「心不全の疑い有」 なんてことは、60年の上も酷使してきた体なんだから、誰でも..とも思う。
"心臓が悪い" にしても、それまでは自覚症状が無かったのが、退職という転機に際してヒョコリ顔を出し、ストレスが抜けたので引っ込んだということという理解だ。 悪いことは、悪いんだけどね。
また、昔から言われることは当たるんだな~とも思う。 退職した年は、おとなしくして新生活に慣れる事だ。