あれは、40歳代の早々頃だった。
いつものようにホロ酔い加減で自宅前でタクシーから降りる際、足をおろした左足の側部でコキンというような音を感じた。 歩行には多少の違和感を感じるものの、殊更の事も無く晩酌を済ませて就寝。

翌朝の左足は見事に腫れ、革靴が入らない。 外科医の診断は、「骨祖鬆症からきた骨折」 也。

牛乳を飲むとか、魚は小骨ごと食べるとか、カルシュームの摂取には努めてきたつもりの男としては、骨祖鬆症とはまことに意外な出来事であった。 それ以降の骨密度測定では異常値の指摘を告知されていない。

骨祖鬆症って、あんなにも簡単になってしまうのかと思った出来事だった。
年寄にとって、骨祖鬆症による骨折で歩行できなくなることは、命取りになりかねない。 薬殺されちゃうよ