今朝のテレビ・ワイドショーで、安倍総理が中国の国家主席との会談後の声明(?) とやらで用いた【若干】という言葉が、英語にてどのように通訳されたのか を話題として取り上げていた。

【若干】  確かに意味不明の日本語である。
日本人であっても、その意味を正確には読み取れないであろし、発言者の意図を汲み取りにくいであろう。
それを国際外交の場で通訳することは苦慮するここと推察する。
※「多くはない」・「少なくはない」・「少ない」・「僅か」・「多少」

【若干】に限らず、日本語には言葉の意味が曖昧・不明な用語が多いようだ。
その用語を、用いる者が自分の知識の中で用いるのだから、他の者には発言者の意図が伝わらない。
これは学者の作文であろうが、儂のような無学な者の作文であろうが、日本語を用いる上では大差無いだろう。

日本人は好んで漢字を用いるが、漢字は表語文字であり、英語のような表意文字とは発生した歴史が異なる。
現在では漢字を表語文字として用いる者は少ないであろうが、四字熟語のような漢字を用いたがる風潮が強い。
一方で、携帯メールが世に出て、絵文字や、「特定グループ内で通用する用語」 が持て囃されているようだ。

要するに、日本人という国民の用いる言葉は、曖昧なのだ。
"お・も・て・な・し" なんて用語は、曖昧さの代表かもしれない。
発言者の意図する言葉から推測して、場合によっては発言者の意図する事以上のことをしてあげることが日本人的なのだろうか。 空気を読むというのか...要は、発言の言葉の羅列には気を付けていないのかもしれない。

とは言うものの、戦国大名等には立派な "文" を書いた人もいるとのこと。
一方で、"和歌" や "俳句" 等は、読む側の解釈次第ということだろうか。

日本国民が聞いていても、テレビの解説が無ければ何を言っているのか判らない安倍総理の発言は、国際政治の世界では明確な用語を選んで行うべき...と改めて思った次第也。

日本語には、「わかりかねます」 という用語があるが、どのように読み解くか??
「わかった」 と聞くか、「わからない」 と聞くか..日本語は難しい。 WikiPedia:敬語 / 侮蔑語