道路交通法に言う 「環状交差点」 とは、「ラウンドアバウト」 というものとのこと。
ロータリー交差点(円形交差点)の一種。
WikiPedia:ロータリー交差点より抜粋引用
日本における円形交差点は、鉄道駅の駅前広場に設置する例が多く、日本の主要道路では設置例が少ない。
これはかつて、明治から大正時代にかけて都心の交差点に数多く設置されていたものが、昭和30年代以降の高度経済成長によって、交通量の増加や渋滞の発生、用地の確保の難しさ、運転のしにくさなどによる混乱などの欠点のため、急速に撤去が進んだためである。
日本では2013年6月14日改正の道路交通法により「環状交差点」としてラウンドアバウトが定義された
2014年9月1日より全国で運用が始まったとのことだが、石川県でも2箇所で運用されるとのことで最近の報道を賑わせている。 ※国土交通省 国土技術政策総合研究所

車両の通行の用に供する部分が環状の交差点であつて、道路標識等により車両が当該部分を右回りに通行すべきことが指定されているものをいう。
が 環状交差点だ。 車両が通行する為には交通信号が無く、渋滞を招かないのかもしれない。
しかし、歩行者にとっては、片側が4車線程度の大きな交差点に有る歩道のようなもので、横断歩道の位置までには歩く距離が増加する。 

「止まれ」から「ゆずれ」に、全国に広まる環状交差点|日経BP社 ケンプラッツ

横断歩道橋は、警視庁と建設省(現・国土交通省) の幹部が訪米して見学し、1959年 (S34) 愛知県清須市に日本で初めての歩道橋が設置され、東京都では東京オリンピックの1年前の1963年 (S38) 五反田駅前に都内初の歩道橋が設置されたとのことだ。
一時期は鳴り物入りで全国に普及させて設置した横断歩道橋であるが、今では利用する者の無い邪魔物と化している。 さりとて、撤去するには高額な費用を要するが、撤去しなければメンテナンス(塗装等) の費用が嵩むという、老朽化が進む公共構築物の処理が頭痛の種となっているそうな。

「環状交差点」 といい 「横断歩道橋」 といい、車の通行を優先させんが為の制度・公共構築物である。
車にとってはよろしいのかも知れないが、歩行者にとっては遠回りとなる余計な物が増えるだけのことだ。
特に、高齢者が徒歩で道路横断しようとした場合には、どこを横断すれば良いのか(?) 判らないだろう。

「環状交差点」 は、環状を形成する大きな土地が必要な為、既に存在する交差点部に用いる事は困難だ。
また、土地単価の高い大都会では利用できず、もっぱら地方都市の郊外でしか設置できないだろう。
横断歩道橋と同様に、警視庁と国土交通省の幹部が訪米した結果、何らかの手土産として環状交差点のお披露目をしていると読んでいる。