12月も二十日を過ぎたら、TVでは年末の特集番組が増えてきたようだ。
我輩が若かりし頃は、特集番組が流れるのは もっと年が押し迫ってからだったように記憶するが、だんだんと早まっていると感じる。

中には素晴らしい..ビデオ録画したくなるような番組も有るが、大半は見たこともない芸人が集まって、某TV局が何度も流した内容に対して あ~ とか きゃ~ とか 騒いでいるだけの構成でつまらない。
何を今更....とTVを切ることがほとんどになる。

天下の公営放送であるNHK様は、天下の宝刀である「NHK紅白歌合戦」の視聴率を上げようと、前宣伝にやっきだ。
我々の受信料で賄われている放送で、その放送内容を宣伝するという珍奇な事態である。
宣伝なぞしなくても、見てくれる人は見ると思うのだが....

そもそも、「NHK紅白歌合戦」とは....と暇人は思いつき、WikiPediaで眺めた。
よくもこれまで..と思うほど、細かなデータが取られている。掻い摘むと
第二次世界大戦終結直後の1945年大晦日に、非公開番組の『紅白音楽試合』というラジオ番組が放送された。
放送の約5年後の1951年、正月番組として『第1回NHK紅白音楽合戦』が放送された。
1953年(第3回)までは正月番組として放送されたが、同じ1953年の12月31日(大晦日)には第4回(ラジオ・テレビ同時中継開始)が放送され、この第4回を機に大晦日の放送が定着した。
ちなみに、東京オリンピックは、1964年(昭和39年)に開かれた。
東京オリンピックの頃ならば、我輩にも見たような記憶がある。

古くを辿れば、ラジオにしろテレビにしろ、全国に放送できる設備を持っているのはNHKしかなかった。
地方に住む人達が流行歌を聞くのは、レコードかドサ廻り地方公演でしか無かった時代に、スターを一堂に会して聞ける(見れる)のは「紅白歌合戦」以外になかったのだ。

時代は代わり、今では民放は全国ネットである。スターなぞは、何時でも見ることができる。
CD等は通信販売で翌日には手元に届き、ネットでダウンロードすれば、即座に最新の曲が入手できる。
交通機関の進歩により、地方公演も頻繁に見ることができる。

そんな現代に、「NHK紅白歌合戦」を放送する価値があるのだろうか!!??
ましてや、前宣伝する必要があるのだろうか!!??

「NHK紅白歌合戦」の是非は さて置き、テレビ番組の質が落ちてきたことは確かである。
昔 撮り溜めしたビデオか、CATVでも眺めていよう...と思う今日この頃である。