22歳で、所帯を持ったばかりの時である。

当時の儂は、身長177cmで体重が110kg以上あった。 以上と言うのは、測定できる体重計が無かった。
日々に飲んだくれ生活を送っていた或る日、踵が痛い事に気が付いた。
子供時代に合わない靴を履いていて足に痛みを覚えた記憶が有り、そのうちに治るだろうと放置していたが 症状が良くなるどころか痛みが増してくる一方だった。
歩行する際等に踵を着くと、踵下部に激痛が走るのだ。 靴用のインナーを入れてショックを和らげる工夫をしてみても、変化が無かった。

堪らずに女将に相談したところ、"足のドクター" に行ってみる事を奨められた。
今では多くあるらしいが、当時では "足のドクター" とは何とも聞きなれない言葉であった。
足つぼマッサージ的な事を想像したのだが、「足の骨や肉付を診て各自に合った靴を選ぶ」 ということで、東京駅の八重洲の靴屋にドイツで修業した人がいるとのことであった。
最近では外反母趾等で悩む女性が愛用するらしいが、靴のサイズが限られていた当時は幅広・甲高の対応もするという珍しさであった。

半信半疑ながら 女将に連れられて行ってみた。
サイズの測定に始まり触診されて、見立ててもらい微調整を行った靴は、儂にピッタンコであった。
診察を終えた "足のドクター" がいわく 「あなたは肝臓が悪い」

まだ若く、我が身を思う純情さもあったので、さっそく 内科で診察を受けたところ、即日入院ということになった。
足の痛みには要注意也。 今になって思えば、あれが病気の始まりということだな~

今日は、正月事始め

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