当地で三度目の正月を過ごしたが..
金沢市民というか、石川県民というか...とにかく
金沢近郊でテレビを見ていると、加賀料理というものを 伝統の美味しい料理であると言う。
しかし、長らく東京圏で暮らした我輩は、美味しい料理とは思わない。

和食には、甘味・旨味・酸味 が求められると聞く。

加賀料理に限らず、金沢の料理は 甘さだけが口に残る。
料亭でも近江市場や巷の店舗でも、甘味で引き立つ料理が多い。
京都圏や東京圏であれば煮干しや鰹節で出す味を、砂糖を用いて出していると思える味付けである。 東京でも砂糖を用いるが、あんなに甘くはしない。
ちなみに、近江市場にて煮干しや鰹節を買い求めようとしても、販売している店が見当たらなかった。

伝統の金沢市と地元は言うが、加賀藩(版籍奉還後は、金沢藩)は織田信長によって能登1国を与えられていた加賀前田家前田利家を藩祖とし、以降は豊臣秀吉に降って加賀100万石となり、前田利家の正室 まつ (芳春院) が、前田家に徳川家康から謀反の嫌疑がかけられた際にそれを解消させるため自ら人質となって江戸に下ったことに端を発し、外様大名ではあるが徳川将軍家との姻戚関係が強く準親藩の地位が与えられ松平姓と葵紋が下賜されると共に大名中最大の102万5千石を領することになっただけのことだ。  ※加賀藩
また、太平洋戦争時にも空襲を受けることが無かった。
結果として、金沢城をはじめとした古い町並みが残り、古い料理や習慣が残ることができたのではないだろうか。
古い事 =  伝統  と呼ぶことは致し方無いが、加賀料理が古い料理とは考えられない。
また、WikiPediaで加賀料理として上げられている物は、へぇ~ こんな物が である。
テレビ等で 「伝統の加賀料理」 を連呼されると、鼻につくし、鼻持ちならない。

結局のところは
  • 魚介類(刺身の類)は、海が近いので新鮮。 しかし、醤油(いしる)が甘い。(九州の醤油ほどでは無いが)
  • 煮物は、京料理 +  江戸風。 京の旨味を出せず、江戸の味(甘味)に頼っている。
  • 北前船の御用商人(銭屋五兵衛)が居たが、昆布の旨味を生かした料理が少ない。

石川県は、アイスクリームの消費量が全国一番という土地柄である。
甘い物を好む地域であることは、多いに理解できる。

また、加賀料理の甘さは、他地域の者が初めて食べる時には その珍しさに思わず美味いように思ってしまう物がある。
しかし、二度三度と口にするうちに、東京圏で慣れた我輩は 「もう、結構です」 という くどさを感じる。
油ぎとぎとラーメンを、何度も食べたくないことに似ているということだ。

あまり悪口を書くと八分されるかも知れないので、これくらいで...
甘い物が大好きな人は、加賀料理がおいしいよ