2015/01/07、フランスはパリにある風刺週刊誌本社が、イスラム過激派と見れる武装集団に襲撃され、世界が騒いでいるとの報道がされている。

過去記事 「宗教の不思議」 でも書いた通り、襲われた週刊誌側も 襲ったイスラム過激派も、信仰する神は同じだろう。 アブラハムの宗教  しかし、預言者として 「イエス・キリスト」 を信仰するグループと、「ムハンマド」 を信仰するグループに分かれたと理解している。
儂に言わせれば兄弟喧嘩のようなものだが、それが暴力・殺人沙汰にまで及ぶ人間の心理は恐ろしい。

キリスト教の旧約聖書に登場するモーセの十戒では、殺人を禁じている。
それにも拘わらず、世界の覇者を自負しているのであろうと見られるキリスト教信者の多い米欧諸国は、爆弾を撒き散らせては殺人を行っている。
イスラム教が殺人を禁じているのかは不明だが、キリスト教国の行うやりたい放題に反発した行為として襲撃に及んだのだろうか。


オバマ大統領をはじめ、列強各国の首脳は 「テロ」 ・ 「言論の自由に対する攻撃」 として批判していると聞く。

"言論の自由" とは、誠に御都合主義な自由である。
最近では、「韓国の大統領」 や 「アメリカSONYの映画」 に関して"言論の自由" が取り上げられていた。
"言論の自由" 以外にも、"表現の自由" といった自由はある。 一方で、表現の自主規制報道におけるタブーがあり、検閲が行われている事は事実であると考える。 ヘイトスピーチが話題になったが、"言論の自由" との兼ね合いは微妙だ。

気の利いた国では "言論の自由" を云々する以前に、政権側から臭いものには蓋をしているのだろう。
これからの日本では、「特定機密保護法に抵触する」 との名目を付ければ、どうにでもなる。

日本においても、明治時代のジャーナリストである宮武外骨氏の風刺で、時の政権が怒ったとか..風刺と名付ければ、どんなことを書いても良いというものではあるまい。 ユーモアと思うか否かは、聞く・見る 相手次第だ。

フランスの事件は "イスラム教の預言者が侮蔑された事への復讐" であると犯人らしき者が言ったとかのことだ。
キリスト教国が作成した映画では 「イエス・キリストの顔を映さない」 といった工夫がなされたにも拘わらず、他の宗教が信じる者の行いは風刺と呼んで笑い中傷し、結果 "言論の自由" を持ち出してくる思考回路が理解できない。
北朝鮮の将軍様を笑うことが風刺なのだろうか  了見の狭い日本人なら、バカにされることは許すまい。
他国にネタを求めず、自国のことで笑っていればよかろう。 北朝鮮からのサイバー攻撃であると力説するFBI は、良いネタだろう。攻撃者が誰かは置いても、自国防衛できなかった事を恥じないアメリカのFBI は無様(ぶざま)である。


色々書いたが、儂は暴力と名が付くことは一切嫌いである。 ましてや殺人や戦争は絶対反対派だ。
無人機による空爆であろうが、戦闘行為を行うべきではない。
腕力に訴える者は大バカ者である。 話し合いの場に相手を引きづり出せない者は無能力者だ。

キリスト教国の報道だけを捉えて、相手の行為を 「テロ」 と決めつけ それだけを報道される我々日本人は、誤った理解をしているかも知れないことを認識するべきだろう。
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上っ面は良い安倍総理だが、いわゆるテロ行為として 「大都市の高層ビルに航空機が突入する」 事件が発生した場合、自衛隊に対してこれを撃墜する権限を与えているのだろうか
羽田空港に向かう予定の飛行機がハイジャックを受けてスカイツリーに突入するような場面に、飛行機乗客の命 と スカイツリーの見物客の命 のいずれを優先させて救助に当たるか(?) は、悩ましい事件だろう。
さりとて、テロ行為への対応方法はマニュアル化しておかずばなるまい。
閣議決定している暇が無い事は当然だが、総理が判断している時間も無い。
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追記:2015/01/09 19:10
パリ北東部で銃撃戦、人質取り立てこもりか 新聞社襲撃:朝日新聞デジタル
フランスですら 本事件の解決に手間取っているのだから、日本国内で類似事件が発生したら ど~にもなるまい。