今日は立春。 満月也。
昨日は、あちこちの社寺にて節分の行事が行われ、家庭でも豆を食べ過ぎた年寄りが多いのだろうか
節分の豆は 「歳の数の3倍を食べる」 との説もあるらしいが...
最近の節分は "立春の前日の節分" だけを認識しているようだが、本来は春夏秋冬の各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を示す。 これは、"夏の土用の丑の日" だけが土用と認識していることと同様のようだ。

季節の変わり目(節分) には邪気(鬼) が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が豆撒きだ。 ※WikiPedia:鬼やらい

"鬼" と言えば、ことわざに 「来年の事を言えば鬼が笑う」 があり、由来や意味に関する説明が多い。
コトバンクでは、「明日何が起こるかわからないのに、来年のことなどわかるはずはない。将来のことは予測しがたいから、あれこれ言ってもはじまらないということ。」 と説明されている。
儂が 「来年の事を言えば鬼が笑う」 という言葉で思い出すのは、別のことだ。

<福娘童話集 きょうの日本昔話>サイトで、「歯をボロボロにされた鬼」 が紹介されている。
村に出没しては畑を荒らし 食べ物を食べまくる鬼に困った村人の懇願を受けた和尚が鬼を騙して石をたべさせた為に、鬼の歯がボロボロになった。
という昔話だ。 儂が覚えている昔話は、それに続く話で
歯がボロボロになった鬼が元気が無くなった事を不憫に思った和尚がいわく 「来年になれば、ボロボロになった歯が生えてくる」。 それを聞いた鬼が嬉しく思い 笑った。
これが、儂の知る 「来年の事を言えば鬼が笑う」 の由来だ。
<福娘童話集 きょうの日本昔話>サイトでは、「鬼が笑う 新潟県の民話」 が紹介されているが、それとは別の昔話のようだ。

"" は 「悪い物、恐ろしい物」 としての認識を持つ人が多いだろうが、一方で 「強い物を象徴する存在」 でもある。
また、「悪い物、恐ろしい物」 であるがゆえに、「忌み嫌われる弱い物を象徴する存在」 でもある。

最近の鬼は安倍総理だろうか(?)、それとも日本国民であろうか
日本国民は、来年になっても笑えない日々が続くのだろうか