東京に雪が降るとの天気予報は、東京圏に限らず全国向けのテレビで報じられる。

仕事人の頃、全国会議後の懇親会で北海道等の連中が 「天気予報を見ても東京の事ばかりだから、見てもしょうがない」 と言うのを聞いて 東京圏在住者としては 「何と狭い了見なんだ」 と思っていた。
しかし、自分が東京圏から離れた地域に住んでみたら、彼らの発言に大いに同感する。
特定秘密保護法が施行されて以来、臆病になったマスコミはヤバイ事は報道しない。
殊更、偉い会長様を頂いたNHKのニュースは、安倍政権の意向に沿った内容だけを報じていると見る。
またNHKの天気予報を例にすれば、"全国に在る放送局の報ずる地域毎の天気予報" とは別に "東京都渋谷区にあるNHK放送センター" の全国天気予報が報じられる。
全国の天気予報とは言うものの、「東京に雪が降る」 となれば全国はそっち除けで東京の天気だけを報ずる。
関東甲信越にも県域放送が有るのだから、全国天気予報で東京に特化した内容を報じなくても良かろう。
ましてや石川県民としては、東京に5cmの積雪があったところで、どうでもよいことだ。
東京の天気予報は、東京地域のテレビで報ずれば良いことだ。
最近のNHK石川の天気予報では、平日は全国版もNHK石川から流すが土日はNHK名古屋からだ。
全国に報道するべき内容と、地域に特化した内容の報道を住み分ける必要があるだろう。
NHK等の企業の体制に合わせて報道番組のエリア区分をしていた時代が終わったことを認識するべきだ。

地域のテレビ・ラジオ等の報道機関は、情報収集や取りまとめ能力が 全国のそれに比べれば小規模なのだろう。
行われる事が予め知らされているような出来事でなければテレビ報道されることは皆無と言ってよい。
突発的に発生した事件・事故を取材・取りまとめて報道する事は、地域報道機関の能力以上になるのだろう。

地域で報道される事は、テレビよりも新聞掲載が多い。
新聞記事であれば、テレビに流す内容よりは人手が掛からない為なのだろうか。 記者がカメラを持てば済む。
新聞にのる記事の中から、テレビに乗せる手間を掛けてもよい物をピックアップするのだろう。
結果的に、"テレビを見るよりは 新聞を見た方が、地域の情報を知ることができる" という構図になってくる。


最近のテレビニュースは、ワイドショーと化している。
女子・殺人・暴動といった猟奇的な内容を事細かく伝え、それを解説する番組が多い。

報道機関毎のスクープ合戦もあるのだろうが、Aテレビでは昨日報じた内容を 翌日にBテレビが "先ほど警察への取材で判った" と称して報じる。 "先ほど判った"、それはBテレビの取材能力がAテレビより劣っていただけだ。
連日のように同じ事件を取り上げて、執拗に分析・解説を行ったところで、所詮は推定論である。
同じく推定論であれば、インターネットの世界の大勢の評論家が述べる記事を見たほうが状況が判りやすい。
テレビ報道では、他に取り上げなければならない内容があるだろう。

NHKのニュースウオッチ9では、大越健介MCが "なぜ今それを?? " という内容をレポートに出向き、金を掛けて作った為なのか(?)、他のニュースを流さなくても良いように時間を潰す為なのか(?) 、的外れな事を報道する。
大越MCは当該番組の編集責任者(偉い人) の時代もあったというから、やりたい放題ということなのだろうか。
海外取材と称して飛び出し、現地出張所の者に語らせているのは滑稽だ。あれでも、政治部記者のキャリアかい?。
あんな内容なら、出向かずとも十分だろう。 単に出張してみたいが為の行為ならば無駄以外の何でも無い。
出張旅費稼ぎでもしているのだろうか? 廣瀬智美スポーツキャスターを相手に、草野球を喜ぶのが御似合いだ。
昨夜も 「福島原発に6回目」 とか言いながら、つたないインタビューを試みていた。 "東電の社長を現地に引っ張り出してインタビュー" する行為に意味があるのだろうか? それにしても彼は本当にインタビュー下手だね。
大越MCが出向かずとも、事故以来4年近くを現地取材してきた記者がリポートする方が的確だ。 しかしそれでは、 NHK会長の引いては安倍総理の意向に沿う番組の内容にならないということだろうか?
現地記者に余計な事を言わせず、「東電は懸命に努力しています」 ということを報道したかったとしか見えない。
「安倍総理はオリンピック招致の際 "福島原発は完全にコントロールされ安全" と言ったが、東電社長の意見は?」 とでも聞いてみろ。
あの番組で井田寛子気象予報士が行う天気予報は "天気情報" と称しているが、極め付けの御粗末さだ。
不必要なアニメを張り付けては天気図が見えないようにしたり、「詳しく見る」 と称しても天気図を拡大するだけだ。
あれは、全国版はおろか世界に報じられているニュース番組とのことだ。 恥ずかしくないのだろうか。


いなか者にはテレビ不要だ。 同様に東京者にもテレビ不要だ。 もはや、テレビの時代では無い。