東洋ゴム工業の免震ゴムの性能が偽装されていた問題は、マスコミの騒ぎが少なくなってきた。
「性能試験データが改ざんされた疑いがある」 との事だが、監督官庁である国土交通省から報道に関する圧力でもあるのだろうか。 それとも、マスコミにとって報道のし甲斐が無い話題なのだろうか。

この偽装問題により、自宅・自社の免震対策が十分と思っていた人達はガッカリしたことだろう。
いかさまの免震ゴムは、なんらかの方法で近いうちに交換されなければなるまいが、交換する為の工法や経費を考えれば簡単では無いだろう。 しかし、交換工事が完成する前に大地震が発生したなら、どうするのだろうか。

マスコミは、偽装問題の有った事ばかりを取り上げていたが、「性能試験データ」には どの程度の改ざん行為がなされたのかの報道は無い。 データ改ざんの内容は既に判明している事にも関わらず、報道されない。

当該免震ゴムにより、本来は 「震度7以上」 の地震にも耐えられるとのことだ。
改ざんされた結果、本来の性能はどの程度低減するのだろうか。
まさか、「震度7以上」 とされた免震効果が 「震度5」 になることは有るまいが、事実は報道されていない。

高額を支払ってでも免震構造を求めた人達にとっては 「震度7以上」 ⇒ 「震度6.9以上」 となるだけでもとんでもないと思う事は充分理解できるので、改ざんされた結果の免震効果が明らかにされていないことに疑問を覚える。
個人的に購入した人達は当然として、公共の建物に出入りする人達にとっても、知っておくべき情報であろう。
偽装・改ざんされたという免震ゴムで補強された建物は、震度○までもつのかはっきりさせろ。
当該免震ゴムを使用した建物の数や、偽装に至る経緯なども知りたい情報ではあるが、個別の建物の免震性能がどの程度低下したのか(?) しないのか(?) は もっと知りたい情報なのではないだろうか。


マスコミは、目新しい派手な話題ばかり取り上げずに、ひとつひとつの話題に決着をつける報道姿勢でありたい。
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タカタエアバック・リコール問題は、その後どうなったのだろうか。 まさか、ゴムメーカー
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【追記】2015/03/30
免震偽装の55棟「震度7でも倒壊せず」 東洋ゴム調査:朝日新聞デジタル

【追記】2015/04/04
免震ゴム偽装、9割性能満たさず「交換すべき」 : 読売新聞