またかい という感じで、物価が上がった。 新しくなった国民年金受給額の知らせも郵送されてきた。
今年の4月1日は、物価は上がるのに反して 国民年金は実質的な下げになったとのことだ。

国民年金の保険金は、賃金の支払いを受ける者なら否応無しに賃金から天引きされる。
自営業などの者でも、最近ならば自動引き落とし制度を利用しているのだろうか。
国年年金は、1959年(S34)に施行された国民年金法に基づき運用されている。
健康保険は、1922年(T11)に施行された健康保険法が、2002年(H14)に改定され運用されている。
法の定めにより保険金を支払った者は、満足できないまでもソコソコの老後の暮らしをおくれる額を受給できるという謳い文句で始まった制度は、全員参加が強制されている。

また、何らかの事情で保険金の支払いができない者でも、憲法の定めにより最低限度の生活を保障されると言う。
日本国憲法第25条すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
生活保護法第1条「日本国憲法第25条 に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」
日本の公的扶助は、生活保護法に基づき、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8種類が、単給または併給として行われる。
社会福祉6法:福祉分野関連の法律である、児童福祉法、身体障害者福祉法、生活保護法、知的障害者福祉法、老人福祉法、母子及び寡婦福祉法の6つを総称して指す語。


最近の報道によれば、生活保護を受けて暮らす人(家庭) が増加しているとのことだ。 また、地方自治体によって生活保護を受ける人の数に大きな差異があり、大阪が一番多いとのことだ。


報道では "生活保護" という表現をするが、類似した用語に "生活扶助" がある。
1950年(S25) に施行された生活保護法に基づき運用され、いずれも申請権者の申請により受けることができる。
WikiPedia:生活保護より抜粋引用
生活保護(せいかつほご)は、日本の生活保護法によって規定されている、経済的に困窮する国民に対して、国や自治体が、健康で文化的な最低限度の生活を保障するために保護費を支給する公的扶助制度。
WikiPedia:公的扶助より抜粋引用
申請権者の申請により、生活保護法に基づき、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8種類が、単給または併給として行われる。
WikiPedia:生活扶助より抜粋引用
生活扶助(せいかつふじょ)とは生活保護制度で定められている生活保護の8種類のうちの一つである。
生活保護法による保護のうち、衣食その他日常生活の需要を満たす目的で行われる(生活保護法第12条)。
生活扶助は、個人の経常的な需要を満たす目的の第1類、世帯の経常的な需要を満たす目的の第2類、障害者、高齢者等の事情により生じる経常的な需要を満たす目的の加算、入院患者・施設入所者の経常的な需要を満たす日用品費、その他一時的な需要を満たす目的の各種一時扶助などの種類がある。
生活扶助の基準額はその世帯の級地区分により異なる。
要するに、 "生活扶助" は "生活保護" の中の1制度ということだ。
報道が "生活保護" と表現をするのは、8種類の公的扶助の内のいずれかを受けている事を意味するのだろうか。


以前の報道で用いる用語では、"保護" と "扶助" を使い分けていた。
日本語としても、『保護』とは「外からの危険・脅威・破壊などから庇い守ること。」、『扶助』とは「援助」・「力添えをして助けること」とされている。 感覚的にも、『保護』は全面的、『扶助』は部分的という印象を持つ。
叱られるかも知れないが、『保護』はおんぶにだっこ、『扶助』はソコソコ頑張って努力中ということだ。

"生活保護" として報じられる中で "生活扶助" 等が占める割合を知らないが、細分して報じて欲しいものである。

全面的な支援を受けなければ生活できない家庭が増加し、その状況から回復することができないのであれば、生活保護法の見直しを検討しなければならないだろう。

憲法に基づき、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」 を得る為に生活保護法により公的扶助を受けて生活する者の受ける受給額と、国民年金法に強制されて保険金を払い続けてきた者の国民年金受給額が同程度という現行制度であれば、若い頃から国民年金の保険金を払い続けて微々たる年金受給を受けるよりも 保険金を支払わず遊び呆けた生活を送った後に生活保護を受けた方が気楽とも言える。

生活保護者ならば優先的に公営住宅に入居できるし、健康保険にも優遇制度がが有る等のメリットが多い。
老人ホームだって、多くを望まなければ雨露をしのぐ程度の物には入居できる。 年金受給者は順番待ちだ。
アリとキリギリス」 の童話ではアリさんが幸せになるが、今では寓話にも値しない。
「一生懸命働いたアリは 70歳を過ぎても働き続け、周囲で気が付いたらいつの間にか死んでいました」 と変わる。

国民年金を受給する者は孤独死した場合に備えて 自前で終活を考えなければならないが、生活保護を受けていれば安い費用で永代供養してもらえる確率が高い。 結局この世は、塞翁が馬という事かも知れない。
行き場なき遺骨の駆け込み寺 貧困・孤独死…世相を映す:朝日新聞デジタル

これからでも遅くはないだろうから、いっそ僅かながらの貯金を遊興に使い果たして、生活保護を受けるのも良いかも知れない等と思いたくなるような最近の世情である。 遊興するなら足腰が丈夫な内だな~


~跋文~
「好きで生活保護を受けているんじゃ~ない」 ってか。 原因有っての結果だと思うんだがね~
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国民年金なんて制度を止め、保険金支払額相当分を各自が勝手に運用して老後に備えるほうが良いのでは
受給資格年齢に達しないままに死亡する者にとっては、保険金の払い損だ。
国民健康保険だって、民間の保険制度で充当できる。 病気をしない者だっている。
介護保険に至っては、保険金を支払う意義に疑問を感じる。 しかし、国民年金から自動天引きされてしまう。

結局のところ、厚生労働省と政権が、使途不明金として使える金を国民から掻き集める名目に過ぎないのでは

日本人の国民性として、"粛々" と法律に則り行われる事は諦めるのだろうか。 悪法も法なり。