登山や飲み会旅行では、「缶切り」 のお世話になった。
WikiPedia:缶切り によれば
1810年、イギリスのピーター・デュラントの発明による缶詰ハンマーのみ、戦場では銃剣によって開封されていたが、1858年、アメリカ合衆国のエズラ・J・ワーナーにより、缶詰に突き立て、引き廻し開ける缶切りが発明された。その約10年後、缶の縁を切る方式が発明された。
我輩の缶詰との出会いは、物心ついた頃に風邪を惹くと みかんの缶詰 を食べられたことが初めだろう。
缶詰を開封するるには、親父の軍用ナイフに付いていた缶切り風の器具を用いていた。
砂糖が少なかった時代に、糖分補給の手段だったのかも知れない。 甘い物が欲しくなると風邪を惹いたフリをして、 みかんの缶詰を食べさせてもらえることを期待したが、見破られていたようだ。

温泉湯治に連れられる頃になって、缶詰に突き立て、引き廻し開ける缶切りが見られるようになった。
それまでは缶詰を開封することができなかったお袋が、それを用いることで開封できるようになった。
高級品との意識があり、なかなか入手できず食卓に乗ることが少なかった当時の缶詰を、湯治場で食べることは嬉しい出来事だった。
骨折した手首が不自由であったお袋の為に、横浜で缶詰に突き立て、引き廻し開ける缶切りを探し求めたことは想い出である。
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登山や旅行の際は、P-38缶切りなる物のお世話になった。
缶詰の愛好者である我輩は、いつでもどこでも対応できるようにアーミーナイフが常備品である。

最近の缶詰では、缶切りが無くても開けられる物が趨勢である。
袋物(乾き物)と缶詰は、呑兵衛の旅のお供だが、缶切りが無くて泣くことは無くなった。