我々夫婦には子供がいない。
その為、孤独死か老人ホーム(有料老人ホーム老人福祉施設)で最後を向えることになるだろう。
そのことに異存は無い。 
我々夫婦が結婚するにあたり、お互いに、子供をもうけることを求めない相手を探していたからだ。

子供を作らない事についての 女将の本心を聞いたことは無い。
我輩については、我輩が育てる子供はロクな者にならないという信念からだ。
今 年老いて振り返っても、正直それでよかったと考える。

女将は、我輩よりも7歳年上である。 
我輩が21歳、女将が28歳の時だった。ボケても忘れんようにクリスマス・イブの1ヶ月前に入籍した。
結婚を考えた当時には、男女の平均死亡年齢に7歳の差があった。
その為、手に手を取り合って一緒に死ねるね~ ...と言うのが2人の思惑だった。
思惑どおりとなるか(?) は、今後の行く末を見なければ判らないが、まあ順調というところだろうか

高齢者と呼ばれる年代になり、今後のことを夫婦で話すことがある。
どちらかが躰を動かせる間は老老介護も良し、面倒になったら2人で老人ホームのお世話になるも良し。
アルツハイマーやボケが始ったら、または大きな病になったら、1人で老人ホームへ。
ということにしている。 2人が揃って突然死する状態が、一番の心配だ。

今のところは 「1人じゃ寂し、2人で暮らしましょ」 が合言葉である。