女将は知りたがり屋だ。 そして、調べると忘れてしまう俺と違い、よく忘れずに覚えていると感心する。
女将の知識は、俺のジャンルとは右と左ほどに異なり、よくぞそんな事を...と思うような事を知っている。
先日も突然思いつき、「ナポレオンの本妻の名前は?」という、それまでの会話とは脈絡の無いことを聞いてきた。

俺がそんなことを記憶しているハズも無く、まだ通電していたパソコンでWikiPediaを調べた。
ナポレオンは妻を二人持ち、著名な方が「ジョゼフィーヌ」、女将が求める本妻とは「マリ・ルイーズ」であった。

 いつも女将は、そんな調子で何かを思いつく。 そして、俺に質問する。
俺は、人に尋ねるということはしないタイプで、疑問が有れば自分で調べる。 調べる為にパソコンを買ったのだ。
また、疑問のネタを自問しては調べることが趣味のようなことだから、突然と疑問を思いつくことは少ない。
しかし、女将が疑問に思う内容にまでは手が回っていない。

疑問に思う事が多い女将なのだから、暇に任せて俺に聞かずに、パソコンでもいじって自己解決して欲しいものだ。
ロボットミミズクを飼いたがり、せせらぎで発電する事を考えながら庭仕事に励む婆さんは、愉快だがね
土木の学校を出た俺とは違い、電気科を卒業した女将がパソコンやインターネット音痴なのはおかしいよ
とはいうものの、突然に疑問を抱くということは、脳が活性化しているのだろう。
関連過去記事
認知症の検査方法に疑問
長老の知恵は何処に?