最近の病院では、西洋医学に基づく医療行為が行われている。
西洋医学と聞けば、最終的には手術という荒っぽい方法を思いついてしまう。 日本というか(?)、東洋圏での医学では手術という方法では無く、内服薬による穏やかな医療行為と思うのは俺の無知さからだろうか。

WikiPediaの医学史を眺めると、西洋医学のルーツ的なことが伺い知れる。
また、中国医学漢方医学等の東洋医学との差異が知れる。

 江戸時代までは漢方医学しか無かった日本では、明治維新と共に西洋医学が全盛となった。
WikiPedia:西洋医学より抜粋引用
日本では1543年に鉄砲伝来した以降、西洋医学が伝えられ、宣教師はキリスト教布教に医術を利用した。
ポルトガル人、アルメイダは豊後に日本最初の洋式病院を設立した。幕末には蘭学とともに西洋医学書の翻訳などが行なわれた。明治維新後には漢方医学を廃し、西洋医学を「医学」とするようになった、とも言われる。
明治政府によって西洋化を促進するために英語での翻訳を強力に進められたという。 江戸時代にはオランダ語で伝えられた西洋医学の用語は、病名や薬品を英語に翻訳されたそうだ。 そんな翻訳に精力を注がずとも、英語のまで用いれば良かっただろう。
結果として“褥瘡(じょくそう)”などの言葉は、日本で介護や看護の国家試験を目指す海外からの留学生の苦労の種になっている。 あんな漢字を当てはめてまで日本語として医学用語を用いなければならなかったのだろうか。

そんな時代を経て最近の日本では、“新英語や短縮された言葉”が満ち溢れているという皮肉さだ。
カタカナとアルファベット記号ばかり用いるテレビ出演の医師言葉にも関わらず、未だにそれらの医師言葉の翻訳に従事している企業や人がいるというから、無駄以外の何でもないということだ。

できの悪い医者や元々素養の無い医者であっても、“新英語や短縮された言葉”で話せば、なんとなくありがたみがあるような気がするのは不思議である。

赤ひげ先生ではないが、小石川の療用所で漢方薬を煎じていただくだけでも安心できた時代も悪くはない。
高い医療器具を用いなければ病名も付けられないような“タケノコ医者”に手術されて殺されるのはいやだね。

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