パンと珈琲だけが食事の朝

煎れたて珈琲が立ち込める香りの中で食パンにバターを塗る

ほどよく焦がしたはずのパンなのに バターが塗り切れない時間の中でパンが冷めていく
ホントは隅々にも塗りたかったのに ホントはまんべんなく塗りたかったのに 塗れない内にパンが冷めた

香り立つ珈琲も冷めていた
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江利チエミ「酒場にて」