明日からは、妻子にとっては待ちに待った(?)、夫にとっては地獄のゴールデンウィークになる。
もっとも、最近の若い父親族にとっては、良いリフレッシュになるのかも知れない。
各地の観光地では、繰り出してきた家族連れでいっぱいになるのだろう。

最近は、カメラ付き携帯で撮影しまくりの人が多い。
観光の目的物(景色など)にしろ、同行した人物にしろ、現物を見ないでカメラを撮る人が増えた。
自分の目で物を見ることをしないで、とにかくカメラを向けたがる。
運動会では、声援を送るよりもカメラ撮りに励む家族が多い。夫と妻で、一人の子供を撮らんでも良いだろう。
後日になっても、映したものは理解しても、写真に写っていないものは、そこに有ったことですら知らないのでは?

昔は“写真を撮る”という行為はカメラオタクの親父ばかりだったのが、カメラ付き携帯が普及したため女性の撮影者が著しく増えた。 その為、ただひたすらに我武者羅に写真を撮るという行為に没頭する者ばかりで、カメラオタクは出しゃばる隙が無くなった。
安いデジカメを買い、フィルム代も、焼き増し代も気にすること無く、腕前の下手さ加減も気にせず、見る側の顰蹙なんぞはどこ吹く風でブログに乗せてしまえば、女性の撮影会は御仕舞ということになる。
男女を問わずに増え続けるカメラ好き達は、闇雲に撮りまくるのを少しは休んで、レンズを通さない景色を楽しむほうがよろしいと思うのだが。 やはり、思い出は記憶なり。 目に焼き付けられない事は、忘れ去るも道なり。


レンズを通じて社会を見ることに慣れた現代人は、テレビ画面に映し出されるもののほうが、リアルな景色よりも真実味があるのだろうか。 隣り合わせにいても口をきかず、メールをやり取りする夫婦像なんてものがあったっけ。

テレビ放送が手を抜き、一般人の投稿写真で番組を作ってしまう現代。 一発当てた写真を撮れば大儲けできるかもしれないと思えば、腕に自信の無い者でもカメラにはしるのだろうか。