古代エジプト最後の女王となったクレオパトラは、自殺したと伝えられている。
毒蛇に噛ませたのだそうだが、蛇も果報な奴だ。
もっとも、人間の見立てどうりに、蛇にも絶世の美女に見えたならばのことだ。 人間は水っぽくてまずいらしい。
クレオパトラも蛇を選ぶにあたっては色々と思うことがあったようだが、安らかに死ねる毒を持った蛇探しには、多くの奴隷が犠牲になったことだろう。

 最近では、死ぬという行為にも苦労が多いようだ。 WikiPedia:
“自宅で自然死”という一昔前ならば極めて当然と思われる死に方は、今ではなかなか望めないらしい。仮にそのような死に方をした場合でも、死亡していることを確認する為に医師が来ることになる。 WikiPedia:検死
高齢者のポピュラーな死に方は、救急車で緊急入院した病院で死亡を確認されるというパターンなのだろう。
“持病が無い”で死ぬと原因究明の為に解剖される場合も多いらしい。
病気持ちの者は生きている間にメスが入り、そうでない者は死んでからメスが入るとは、いかにも皮肉である。

 死刑に処された者は、死んでいる事を確認する為に“生きている者には耐えられない激痛”を与えると聞いた。
毒蛇に噛まれて美しいままに死ぬことを望んだクレオパトラの時代はどうだったのだろうか。
苦しまずに、美しく死ねるのであれば、これからでも遅くは無いから毒蛇とタランチュラでも準備するかね

まあ、俺の為の“死に方教室”は冗談だが、最近では出生率が低下する一方の子供達の死亡は辛く悲しい。
健康と見受けられる子供に限って親に責め殺されるという状態は、何としても発生を防ぎたいものだ。
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酒井伝六著 「古代女王ものがたり」文芸春秋社
クレオパトラとアントニウスの 三人の子
双子の  アレクサンドロス・ヘリオスと  クレオパトラ・セレネ
その弟の プトレマイオス・フィラデルフスは
姉のセレネがモリタニアの王妃に迎えられた時、兄と弟は同行した

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