「手術数でわかるいい病院 2016」を買った。
下記の記事を読んで、眼科医の深作秀春氏の「何より手術実績を重視すべき」という言葉にガテンした為だ。
“世界一の眼科医”が教える、信頼できる眼科医の選び方│NEWSポストセブン
改めて病院の選び方医者の選び方に思いを馳せてみる。
小説「白い巨塔」で医者も人の子であることが描かれたが、逆説的に考えれば赤ひげ先生のような医者もいる。
食道噴門癌の手術を得意とする国立浪速大学第一外科助教授・財前五郎は、次期教授を狙う野心に燃える男。一方、財前の同窓である第一内科助教授・里見脩二は患者を第一に考える研究一筋の男。
医者になって成し遂げたい目標が有るか否か次第で医者としての力量が決まるのではないだろうか。
親の家業を継ぐとか、儲かるからとかの理由で医者を目指す者なんぞは、医者にならないで欲しい。
仁術の心を抱けとまでは言わないが、酒に酔わせてとか、麻酔を掛けて女性に悪さをしようとする者は論外だ。
目標を持つことが人生の目的であるということは、医者に限ったことでは無い...と、今更ながら反省する。

金儲けに繋がることであれば“ビッグデータ”とやらで収集されるが、病気のプロセスに関する分析は“ビッグデータ”ではさっぱりだろう。伴って、数値だけを見た、言わば教科書どおりの治療になりがちなのではないだろうか。
むしろ、中国医学や漢方薬の時代のほうが人体の分析と病人の心理に寄り添った治療ができそうに思われる。

いずれにしても、医学をより良く学ぶ志を持っている医者に巡り合うか否かも患者の運ということかも知れない。
眼科医 「とりあえず経過観察」なら別の医師に診断を│NEWSポストセブン
セカンドオピニオンと言わず、医者を病院を変えることも患者の運次第ということだ。
日本の医者レベルは? 欧米より死亡率圧倒的に低いデータも│NEWSポストセブン
「アメリカには医師免許の更新制度があり、専門医、開業医ともに試験や審査をパスするために生涯教育を受けなければ、免許を失います。
それに対して、日本は一度医師免許を取得すればほぼ無条件で生涯にわたって医師でいられてしまう。

医者にも得手不得手があるだろう。
手術とは「プラモデルの組み立て」に近い作業なのではないだろうか。 「箱から部品を取り出してピース毎に分割してみたところで、上手く組み立てられない」という、手術には向かない医者だっているだろう。
大学の科目に文化系と工学系を目指す人がいるように、医学を目指す者だって色々な思想・理想があるのだろう。

しかし、西洋医学vs漢方医学を問わず、データベース化されつつある医学の実績に基いて人工知能を駆使した診察ということも悪くはない。 血液検査の結果だけを考えても、多岐にわたる検査結果を特定の医者が限られた時間の中で結論を導き出すよりは、色々な角度から判断できるだろう。 人工知能は大勢の他科目に渡った医者軍団だ。
“ビッグデータ”とやらも陽の目を見ることができる。今は不確かでも、これからの蓄積による進化を期待したい。

保険は適用されないが「ロボット支援手術」という方法もある。 ダ・ヴィンチ(da Vinci)
金沢大学 心肺・総合外科にも導入済みである。

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