無電柱化(電線類地中化)は、1928年に初めて兵庫県芦屋市に高級住宅街として造成された六麓荘町で行われた。
その後、1986年度(S61)から1998年度(H10)までに全国で約3,400kmの地中化が達成され、1995年度(H07)には「電線共同溝の整備等に関する特別措置法」が制定された。
東京都や東京23区では以前より無電柱化を促進していたが、東京都内の無電柱化を重要政策に掲げていた小池百合子氏が発足人となって作られた無電柱化推進議員連盟、無電柱化小委員会によって作成された「無電柱化推進法案」が2016年中にも成立する見通し...だったが、どうなっているのだろうか。

世の中的には、“電柱(でんちゅう)”と言う人と“電信柱(でんしんばしら)”と言う人が多いようだが、各々は異なる。
WikiPedia:電柱より抜粋引用
電柱には電力会社が送電・配電を目的に設置する電柱(でんちゅう)もしくは電力柱(でんりょくちゅう)、通信会社が通信用ケーブルを支持することを目的に設置する電柱(でんちゅう)もしくは電話柱(でんわちゅう)、共用の共用柱(きょうようちゅう。「共架柱(きょうがちゅう)」とも言う)などがある。
大都市にしても、地方都市にしても、圧倒的に電力会社が管理する“電柱”が多い。また、電力会社と通信会社のケーブルを載せる“共架柱”の殆どは電力会社が管理する。“電信柱”は“電話柱”であり、電柱とは分別する。

 太平洋戦争以前は“木柱(もくちゅう)”と呼ばれる木の柱が多かったが、最近ではコンクリート柱が主流だ。
コンクリート柱は骨組みに鉄筋を使用した中空構造である。 そのため、散歩中の犬のオシッコで腐る。

漫画「三丁目の夕日」の作者である西岸良平氏は鎌倉市に縁深く、鎌倉市では無電柱化に乗り気でないと聞いたことがあったが、5年ほど前に俺が鎌倉から転居する頃には“小町通り”の無電柱化工事が行われていた。

「三丁目の夕日」では野良犬が電柱の根本にオシッコする姿を散見する。
漫画には描かれないが、酔っぱらい親父どもは立ち小便をしていたことだろう。
動物の尿に比べれば、なんでも飲食する親父どものそれは毒素が強く腐食しやすかったのではないだろうか。
今でも呼び名が残る“小便横丁”は、現在のようにトイレが完備されていない時代の名残だろう。

地方都市のいわゆる田舎町では未だに公衆便所の設置が極めて少ない。
観光立国を目指している日本だが、観光地といっても公衆便所の混雑はいただけない。

女性トイレの混雑の原因は座位をとるためだとして、女性用にも立ち小便を...という検討もなされていると聞く。
昔の女性ならば着物姿である事も手伝って立ち小便も苦にならなかっただろうが、現代女性にとっては無理だろう。
もとい、立ち小便に慣れてしまった女性達が混雑する公衆便所を待ちきれずに、電柱の影で立ち小便するという事態はなんとしても避けたいものだ。 無電柱化された地域では、隠れる場所とて無くなるのだから

 今日は冬至なれど、数日前より温い。金沢の日の出07:02、入16:41。フェーン現象で24℃になるらしい。
真冬の帰り道   ザ・ランチャーズ (歌詞)


過去記事:飲み水と人付き合い / バナナと卵 / 金の使い道が違うだろう! / 電柱を無くすより先に / 洋式トイレの普及を / あんまりイジメると / 世界遺産になりたい症候群
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東京の無電柱化

東京都YouTube(2016/10/25 に公開)より