3.11東日本大震災から6年経った。 これに向けてマスコミは、被災地の今を報道してきた。
報道される内容は色々だが、NHKが取り上げるのは「力強く明日を信じて今を生きる人達」と「復興した町」だ。
成功した事例ばかりでは無いことは重々承知しながらも、明日に向かって生きる姿勢にエールを贈りたい。

福島の原発事故で避難していた人達の中で、避難指示が解除される町に帰宅する道を選んだ人達が語っていた。
「後15年生きる」、「80歳過ぎまでは頑張って、孫に伝えたい」。
世の中を遮眼帯越しに眺めている俺には、あの元気が、気力の根源がわからなかった。
今になって改めて俺の事を考えるに、退職して以来死ぬ事に向けて準備してきたように思う。
どのようにして世の中に迷惑を掛けないように死ぬか。その為には、どのような準備を行っておくべきか。
そんなことを考えながら生きていたのではないだろうか。 しかし、どんな準備をしても、やはり世の中に迷惑は掛かるだろう。
自分にとっては数種類の持病は苦痛でしか無い。 しかし、そんな事にくじけないで生きている人は多いのだ。

 避難指示が解除された町で生きることを、そして死ぬことを決めた人達に、賞賛の拍手を贈りたい。
そして、俺自身の生き方を改めて考え直したい。 お迎えは嫌でもいずれ来る。それまでは楽しく今を生きよう。
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