電化生活となった今では、コンセントは必需品だろう。 最近の家屋では、1部屋に最低でも2箇所のコンセントを設けている。コンセントと共に、テレビのアンテナ線も取れるようにしたパネルとか、色々な種類がある。
しかし、コンセントの位置は地域によって差異があるのだろうか。
俺が知る限りでは、「関東では部屋の隅」に設置している。しかし、「北陸では部屋の真ん中」に設置されている。
また高さにしても、関東では床に近いのが多い(床面から20cm程度)が、北陸では床面から50cm程度である。
これ迄に旅先の宿で見たコンセントについては、100%関東での経験と同様であった。その意味では北陸の、「部屋のコーナー以外の場所で床面から高めの位置」というのが変わっている」ということなのかも知れない。

しかし、これは時代の変化も影響しているのかも知れない。
昔のように小型のテレビであれば、テレビの設置位置背面となる床面近くのコーナーにコンセントを設置することで、コンセントを隠せたのだろう。 また、コンセントの口数が増えることで建築費用が高くなる事を避けたのかも知れない。 そのコンセント位置が使いにくければ、延長コードを用いるという生活様式が一般的だったのだろう。

一方、大型のテレビを利用する家庭が増えたことで、以前の指定席であった“部屋のコーナー”゛は設置することができなくなっているだろう。大型テレビ用としてのコンセント位置を考えれば“部屋の真ん中付近”が良い。しかも、床面に近い必要性は無い。 また、コンセント口数の増により建築費用が高くなる事を考えなければならない時代でも無くなってきた。 そのような時代背景の変化もコンセントの位置に現れているのかも知れない。

 今ではコンセントの無い部屋は皆無であろう。
しかし、俺が子供時代にはコンセントが極めて少なく、ラジオ等の主要な電気製品に奪われていたため、気楽に電気を使うという環境ではなかった。 しかし、現在のパナソニックを築いた松下幸之助氏の出世作となった電球ソケットと二股ソケットを利用できるようになった事で、電気は身近なものに変わっていった。

とは言うものの、昔は「安全器+電力ヒューズ」で使用電力を制御していたため、よく電力ヒューズが飛んだ。電力会社と契約した定格電流は少なく、5A程度の家庭もあったようだ。電力ヒューズの新型は「ガラス管入り」だったが、その前の「裸線」の時代には定格電流のヒューズを用いず違法行為で銅線を使って火事になる場合もあった。

今ではアンペアブレーカーになり、昔のような電流ヒューズの違法使用をする事は困難であろう。
我が家では60Aのアンペアブレーカーを契約し、大地震に備えて「漏電遮断機」付きの物を設置している。しかし、感震ブレーカー(電源遮断装置)の設置は見送った。
関連過去記事:感震ブレーカーの要否 / 感震ブレーカーの設置:学
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(株)寺田電機製作所 YouTubeより