安倍晋三氏が総理大臣と成り、安倍政権となってから久しい。 しかし、この安倍氏の目指す先が見えない。
安倍氏自身は第一次時代の失態をカバーしたいのかは知らないが、現政権では強権な姿勢を固辞している。

国民年金や医療等の福祉面が後退していることは間違いがない。
使い込みされた年金の原資は何ら原因究明が行われないままに、雲の中でうごめている。
先の見えない老後を抱えた老人は、死後の世界までが分からない。 勿論、先の長い若者はまるで分らない。

過疎化が問題視されている中で、人口減少への歯止め策を思案する事は無い。
何故かトヨタ自動車等の輸出にばかり走りたがる。経済が栄えても、国民がいないくなる事への対策は無い。
地震の復旧に名を借りた税金の無駄遣いは留まる事を知らない。
etc. とあるが、これらの事は前政権から引き継いだこともあり安倍政権だけが悪人でもないだろう。 しかし、

集団的自衛権に始まった一連の出来事は安倍政権のやったことだ。
「違憲vs合憲」議論は憲法改定議論にまで及んだが、結局は何事も変わらないままに集団的自衛権を行使する事のできる、すなわち戦争ができる国になった。あれほどに大騒ぎしていたTPPについては、あっけなく幕引きされた。
一方で天皇の生前退位議論については大した議論もなされないままに、一定の結果を至ろうとしている。
皇室の今後を議論する上で憲法改定が必要なのだから、閣議決定という姑息な手段を用いずとも、国土防衛に関する自衛隊の扱いを含めて憲法改定議論を再燃させれば良かろうと思うが、それをする気配は見えない。

色々と眺めていると、安倍晋三氏の目指すことが見えない。右vs左orリベラル、いずれなのだろうか。
少なくとも、皇室については右寄りではないようだ。それにも関わらず、靖国神社詣ではしたいらしい。
集団的自衛権行使を目指した割には、進んで戦争をするほどの根性は無いし、アメリカの犬に徹するつもりらしい。 しかし、戦艦を作ってみたりと、玩具代には金を使いたいらしい。
福祉面では大きな奇抜な事を考え実行する力量は無いようだが、金持ちのボンボンがやりそうな事はやっている。
 まあ、誰がTOPになろうとも日本人の頭は変わらないようだ。 それにしても、安倍政権は長過ぎる。