昔は仁術と呼んだ医学だが、最近では経営学と呼んだ方が良さそうだ。
最新医療と言えば聞こえが良いが、手術を前提にした医療技術の進歩であり、関連して薬も進歩していると見る。
「かかりつけ医」を持てと政府は推奨するが、「かかりつけ医」は最新医療を勉強してしっているのだろうか。
俺が通う総合病院は、自らは「かかりつけ医」よりも高いレベルであると考えているようだ。してみると、政府の言う「かかりつけ医」とはどのレベルを指しているのだろうか。いわゆる「町医者」のことなのだろうか。
WikiPedia:主治医総合診療医プライマリケア」、チーム医療
WikiPedia:総合病院 / 大学病院 / 特定機能病院 / 救急指定病院 / 地域医療支援病院
いずれにしても、俺の通う病院では薬の説明をしない。 糖尿病等で定期的に通院するようになってから、少なくとも15年ばかり経ち、転居等の関連で総合病院を4院変えたが、いずれの病院ででも薬の説明を受けていない。
「血糖値を下げる」とか「前立腺肥大に効く」とかの程度の説明だけである。これは、薬局(院内・院外)でも同じだ。
しかし、暇になった最近ネットで薬効を調べると、副作用として『血圧上昇』とか『インポ』とかがある旨が書かれている。酷かったのは、糖尿病の薬で心不全を招く場合があるとのことを知り中止した事である。(関連記事)
中止を受け入れてくれた医師の前任とは、前任が転勤した病院で再会する事があったが、再会の際にもヤバイ薬を出すと言っていた。云わく、『心不全で突然死するのと、糖尿病が悪化するのと、どちらが良いのか』。ふざけるな。

最近ではテレビ番組でも健康志向で増え、医学に関する知識の広く深い人が増えてきたのだから、病名さえ付ければ定期的に医師の診察を受けなくとも自宅療養できるであろう。病院の待合室では、医師よりも上手に病気や手術の説明できる患者で満ち溢れている。手抜き医者から薬をもらうためにだけ長時間待たずとも済むことが多い。

西洋ではカルテ1枚で何回でも薬を出せるとのことだが、日本ではそうは行かない。診察は病院や薬局の儲け口に直結しているのだから、回数を減らす訳には行かない。医者も人の子で、所詮は名声と金儲けを求めているのか。
医療機関サイトも誇大な表示は禁止 改正医療法成立:朝日新聞デジタル
 まあ、どんな病院を選ぶかは、その人の人生観も含めて運の内ということなのだろう。俺は「尊厳死vs平穏死」等に折につけて触れている長尾クリニック 院長である、長尾和宏氏のブログ『Dr.和の町医者日記』は参考にしている。 「生き方」とは、平たく言えば「死に方」でもある。
夕刊フジ「ニッポン臨終図鑑」 第1~9回|Dr.和の町医者日記
毎日新聞 紙面では「安楽死」、ウエブでは「尊厳死」|Dr.和の町医者日記
関連過去記事:病気の履歴書が必要 / お薬手帳:学 / 最近の医者を思うに / 独善的に病院選び:考 / 医療行為はワトソンで / 漢方医はどこに居る? /「総合診療医」考 / 重い問いかけ / 独善的に病院選び:考 / 副作用ある糖尿病薬:学 / 健康に生きるor死ぬ

 日本の医者の悪い面だけを論っても、最終的には死亡判定をしてもらわなきゃイカンから感謝しておこう。
とは言うものの、「かかりつけ医」は元より「総合病院」にしろ「専門病院・大学付属病院」にしろ、診察にあたるのは1人の医師である。優れている・経験豊富などと言っても、個人が有する知識を総動員するよりはAIが優れているだろう。最終判断は人間が行うにしても、NHK「総合診療医 ドクターG」的な判断の基礎判定をするとともに、地方の医療機関ほど希薄になる総合診療医の存在をカバーすることができるはずだ。
最近の病院では、血を抜いて、血圧等を調べて、延々と待たされた後に「はい、いつもの薬を出しましょう」という運びが多いのではないだろうか。 あれは、AIの世話にならずとも、俺の素人判断でも行えるね。

花王 消臭ストロングシリーズ 「親子は続くよ」篇