退職して間もない頃に郵便局で、「10年満期で利率の良いという生命保険タイプの貯金」に勧誘を受けた
たいして考えることも無いままに、転居して間もない知らない土地の郵便局でのウケを狙って加入することにした。
仕事人時代の東京圏で利用する金融機関といえば専ら都市銀行であり、郵便局とは名前を聞く程度の存在であった。しかし、地方での都市銀行は県庁所在地に1店舗在るだけで、およそ生活とは無縁の存在であった。

都市銀行の利用は不便であるが、当時一千万円の郵便局の貯金預入限度額では現実的な役に立つ筈も無く地方銀行に口座を設けたものの、窓口までの移動距離を考えれば近距離の郵便局が便利と考えた。 口座を開設したところ前記の預け期間の長い貯金を奨められたというわけだ。勿論、利率の良い事は魅力であったが、帰宅してジックリ考えたところ「10年間の満期まで生きている自信が無い」事に気がついた。生命保険タイプだから、名義人の俺が死んでも格別の問題は無くむしろ目的達成なのだが、その時の俺は気が回らず、翌日解約することにした。
2016年4月1日から「ゆうちょ銀行貯金の預入限度額は、1人1,000万円⇒1,300万円に変更されている。
しかし、解約手数料(違約金)として約10万近い支払いが発生する事を知った。ちなみに、満期の10年後には約20万円の利息が付く筈であった。解約すると言い出した手前、見栄から引っ込みもつかず解約したが、未だに悔やんでいる出来事の一つである。要するに、イイ格好シィで契約しなければ良かったと考えている。銀行預金に限らず携帯電話等の○年継続利用契約も似たような落とし穴があるのだろう。『気をつけよう。知らない土地での女性の笑顔』

近くこの契約での満期となる10年の約半分が過ぎる。67歳を越して生きていられるとは嬉しいが、後5年を生きていられるか(?)は自信の限りではない。最近の貯金金利は無くても良い程度の利率である。さりとて金利の良い商品には落とし穴が有るということだ。 ○○定期というものを契約する場合は、生きている自信のある期間を契約しよう。
何れにしても、“明日の朝、目覚める”という保証が薄い歳になった事を自覚し、長期に亘る約束は避けよう。
これから先、何年の健康余命なのかは知る由もないが、殊更に生きて成し遂げたいことも無いというのは困ったものだ。東京オリンピックなんぞはどうでもよいし....ナンゾ生きる目標を探すことにしよう。定期預金は箪笥預金
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平成27年版高齢社会白書
平成27年版高齢社会白書(概要版)の中で「高齢者の経済状況」が内閣府から公表された。