平均寿命は過去最高更新 世界2位 | NHKニュース
去年の日本人の平均寿命は、女性が87.14歳、男性が80.98歳と、いずれもこれまでで最も長くなった。
とのことで、喜んでいる年寄りも多いのかもしれない。

「平均寿命」と「健康寿命」の差異は話題になる。「健康寿命」とは、
WikiPedia:健康寿命より抜粋引用
日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間。
対する「平均寿命」とは、『0歳時における平均余命』である。
WikiPedia:平均余命より抜粋引用
ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値。
要するに『この統計を行った日時にオギャーと生まれた赤子が、何歳で死ぬかを計算したのが平均寿命』なのだ。

既に還暦を過ぎて、年金の心配をしながら病院通いする俺などが、この発表の平均寿命まで生きられると喜ぶのは厚かましいというものだろう。

平均寿命が延びるのは悪いことでは無いかもしれないと思うのは当人だけではなかろうか。
その当人にしても、長生きするほどに金が掛かるのは頭痛のタネだろう。長生きはしたいが、金が無いという状況は悲しい。 それでも、なんとかなる当人はまだも良しとすべきか。社会の邪魔者扱いされながら、子孫に養われている者は延びるという平均寿命を喜んで良いのだろうか。
しかし、親の寿命が縮む事を願う子孫もいるんだろうな~。 年寄り当人にしてみれば「自分が蓄えた物」だろうが、子孫にしてみれば遺産の一部ということだ。 遺産が減るほど長生きせんでも....という子孫もいるだろう。
「平均寿命」だろうと、「健康寿命」だろうと、やたら長生きしていると「楢山まいり」になっちまう。
WikiPedia:楢山節考>>あらすじより抜粋引用
信州の山々の間にある貧しい村に住むおりんは、「楢山まいり」の近づくのを知らせる歌に耳を傾けた。村の年寄りは70歳になると「楢山まいり」に行くのが習わしで、69歳のおりんはそれを待っていた。山へ行く時の支度はずっと前から整えてあり、息子の後妻も無事見つかった。安心したおりんには、あともう一つ済ませることがあった。おりんは自分の丈夫な歯を石で砕いた。食料の乏しいこの村では老いても揃っている歯は恥かしいことだった。
『楢山節考』 デジタルリマスター 予告篇 directed by 原恵一

松竹チャンネル/SHOCHIKUch  YouTubeより
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