迷走台風5号が当地の傍を通り、野々市市に関しても色々と避難に関係するNHK等の報道があった。
「避難」・「予報」・「指示」など等については、それなりに学んだつもりであったが、当地に出されたという「避難判断水位」というものが判らなかったので調べた。

得意のWikiPediaでは「避難判断水位」という単語ではヒットしない。
避難判断水位とは - 天気予報用語 Weblio辞書」に書かれている事は言語明瞭なれど核心は汲み取れない。その単語が報道・告知されたからといって、5W1Hがサッパリ・まるっきり理解できなかった。しかし、これを頼りにWikiPediaを再検索したところ「洪水予報」というキーワードがあった。
WikiPedia:洪水予報より抜粋引用
洪水予報は、気象庁が一般向けの注意報・警報として発表する洪水注意報や洪水警報とは別に、個別の河川について指定された流域を対象に発表される予報である。正式には指定河川洪水予報または共同洪水予報と呼ばれる。
「正式には」という但し書きには疑問を感じるが、気象庁サイトでは「指定河川洪水予報の解説」と表記されていた。

いずれのサイトにおいても、記述をパッと見て「避難判断水位」という単語は無かったが、『水位危険度レベル=レベル3』 ⇒ 『水位の名称等=避難判断水位』という事で二足の草鞋を履いていることが判った。
このため、国土交通省及び気象庁では、「洪水等に関する防災用語改善検討会」の提言「洪水等に関する防災情報体系のあり方について」(平成18年6月)に基づき、水位の危険度レベルを設定するとともに、区切りとなる水位の名称は、危険度レベルを認識できるよう改善しました。
水位危険度レベル 水位の名称等 (参考)旧名称
レベル5 氾濫の発生 氾濫の発生
レベル4 氾濫危険水位 危険水位
レベル3 避難判断水位 特別警戒水位
レベル2 氾濫注意水位 警戒水位
レベル1 水防団待機水位 通報水位・指定水位


 ということで、水位危険度レベルの表記により「水位」や「求められる行動」なる事が記述されているが、その記述は「地方自治体に対して国が求めること」であり、「国民に求めること」゛あるのか(?)という疑問が生じた。

それをNHKなどがまことしやかにテレビで、『野々市市は避難判断水位』と報じられてもどうすればいいんだ

 いずれにしても、国の避難計画・防災計画というものは、本気で国民を守る事を考えているとは思えない。
関連過去記事:土石流被害は人災也 / 避難情報の集約化 / 紛らわしい避難の呼び掛け / 広島市の避難勧告は!? / 警報発令エリアが判らない / なるほど「特別警報」
 それでも「防衛省・自衛隊|平成29年版防衛白書」だけは発行され、防衛費は着実に増している。