スポーツ番組等の実況中継をする報道アナウンサーの声が、最近では大きくなったように感じている。同様に、ワイドショーとやらで複数の職業の大勢の人が居並ぶ番組では、我こそは目立とうとする人達は声が大きい。

マイク感度が向上し、番組制作する音声担当は周辺音を大音量で混ぜ込んで臨場感を醸し出そうとし、アナウンサーやレポーター・出演者はそれに負けじと大声を発する。更には出演者同士で互いに負けまいとして大声を発する。
放送が始まった時代には一つのマイクで集録するために“誰かが話している間には他の人は話さない”といういわゆる「被らない」ようにすることがルールであったと聞くが、今ではそんなルールを知らない放送関係者や芸能人もいるようだし、そんなルールを守らなくても音声機器の機能が向上しているから気に掛ける必要が無いのだろう。

マイクにしろ、カメラにしろ、以前ならば数台しか使用できなかった撮影機材が使いたい放題の時代になったのだから、笑う人を映したり泣く人を映したりと自由自在のようだ。また、編集機材の進歩で、話す内容や、現地画像なども、自局がその番組で誘導したい内容だけを取り上げ、編集して報道しているように見られる。

また、テレビの副音声を使って「チャラン」とか「緊急音的な音色」を挿入し、番組の作成者が意図的に“注目ポイントである事”を視聴者の意識に植え付けようとでもするような作為が他見するうになってきた。
あの音は、タブレットやスマホのタッチ音やスライド音を模しているのだろうか(?)、随分と耳に障る。
そして、ワイドショーばかりではなく、最近ではNHKのニュース等にまで使われるようになっている。

昔「サブリミナル効果」が騒がれた事があったが、同様に「意識操作」でもしようとしているのだろうか。番組作成者に着目ポイントを教えてもらわなくとも視聴者側で咀嚼することだ。また、あの音色は緊急時の音色にも似ているため、J-アラートが鳴ったところで区別がつかない。音色の種類について法的な規制が必要であろう。

以前「NHK女子アナ事情は?」でも書いたが、「ニュースウオッチ9」は“その日のNHKニュースの集大成”を報ずる時間枠だと思っている。その「ニュースウオッチ9」ですら、副音声が使われている。
「ニュースウオッチ9」はニュース報道番組というよりはキャスターの有馬嘉男氏と桑子真帆氏の掛け合い漫才になってきた。桑子氏のアナウンサーらしからぬ所業は以前より書いてきたが、最近では有馬嘉男氏がうるさい。
ニュースアナウンサーの話し方というよりは、お笑い芸人の話し方であり、意味不明に文章の抑揚がある。

舞台役者等が伝えたい部分を声高に発生するのを真似てでもいるのだろうか(?)という話し方は、聞いていて疲れる。予期しない文落で突然高い抑揚になり、声高に話すという話術は何だろうか。
関連過去記事:NHK 桑子真帆氏 / NHKニュースに思う / NHK、21時の女性アナ / NHK、春の女性アナ攻勢

あの二人が卒業した「ニュースチェック11」は、“Twitterによるネット参加”や“キャスターの入れ替わりの都度に御挨拶”するといったフレンドリーな番組作りになっている。あの内容を「ニュースウオッチ9」に持ち込んだのだ。気象情報担当の斉田氏は漫才の相方である桑子氏の登場を待ち受ける姿勢だが、その後に出場するスポーツ担当は実に賑々しく登場する。「お世話になる」とかの御挨拶は楽屋で済ませているハズだろうに如何にもわざとらしい。

最近では「あさイチ」も視聴者参加型の番組作りとなり、視聴者からのメール・Faxを読み上げたりされている。
視聴者参加型の番組というのは、テレビの生き残り作戦の一環なのだろうか。

NHK紅白歌合戦とやらの司会者が決まったそうだ。総合司会には件の桑子真帆氏と、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良氏、紅組司会に女優の有村架純氏、白組司会に人気グループ「」の二宮和也氏とのことだ。
NHKが紅白司会を電撃発表! 総合司会は初挑戦ウッチャン…あの名物Dに感謝/デイリースポーツ online
見もしない紅白歌合戦の司会が誰であろうと良いのだが...NHKの番組作成の姿勢を垣間見ることができる。そもそも、受信料で成り立っている企業が、自社の宣伝番組に時間を掛けてどうするんじゃ。
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