2018年6月15日から民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行される。「民泊」は、旅館業法に言う簡易宿泊所になるのだろう。類似する「民宿」「ホームステイ」との区別が難しいが、苦情などは大丈夫なのだろうか。福井県あわら市芦原温泉べにや旅館が先日火事にあった。国の登録有形文化財である。WikiPedia:温泉関連の文化財一覧

隣の金沢市には『金澤町家』と呼ぶ「町家」がある。「町家」と「町屋」は同じ物を指すのか(?)と思うのだが.......違うのだろうか。 他に、『武家屋敷跡』(長町武家屋敷跡)とかもあり、江戸時代の遺物で観光都市を名乗っている。ちなみに京都で『京町家』と呼ぶ物は、昭和40年代の民家ブームの際につくられた造語で、江戸時代にこのような言葉はなかったとのことだ。
WikiPedia:町屋(まちや)生活共同体としての職業のの中にある家々。特に城下町の短冊型の商家(商いの場や仕事の場を兼ねた商人や職人の家)をさす →町屋 (商家)」を参照
WikiPedia:町家(まちや/ちょうか)
主に江戸時代城下町門前町などの都市部に建てられた町人の住宅 →町屋 (商家)」の項を参照。
金澤城や武家屋敷跡では、冬には雪や凍結から土塀を守るため「こも掛け(薦掛け)」が行われるが、金沢市同様に豪雪地帯とされている他の城下町では聞かない防雪対策である。京都の駒寄せ・犬矢来(犬やらい)を模した物かも知れないが、京都に比べれば如何にも田舎風である。 色々な事につけて大した事でもないことを「金沢だけで行われている」とか「金沢が一番」という金沢市民の思い込み・言い方は鼻持ちならない。北陸に陸封され、他の地域の事を知らないだけの無知と笑って見過ごせば済むことなのだが...(長屋 / 茶屋)

そんな金沢市民の思い入れが多い町家だが、「太平洋戦争の空襲を免れただけの古家」と言えば言い過ぎだろうか。 江戸時代からの由緒を誇るのはカラスの勝手としても、防火対策だけは最新設備にして欲しいものだ。
金沢市移住プロモーション動画「金沢美住」
 
金沢市公式YouTubeチャンネルCityofKanazawa


寓話「三匹の子豚」に曰く、一番目の子豚はわら、二番目の子豚は木の枝、三番目の子豚はレンガ、という事だ。
インカのマチュピチュでは藁ぶき屋根が朽ちて、今では石壁だけになっている。金澤町家は瓦葺とは言うものの、リフォームには制限が多いと聞く。それにしては、余った町家を「持ち家vs仮り家」として提供するそうだ。
 金沢市の著名な観光地として「ひがし茶屋街」があり、茶屋様式の町家が多く残る重要伝統的建造物群保存地区だ。 現在「金沢市東山1丁目」の町名から旧・町名の復活活動が行われている。

『旧・町名』に戻すというのは年寄りのノスタルジーと言うべきだろう。年寄りには馴染んでいた町名で有ったかも知れないが、若者は『新・町名』で慣れているということを考えない、一方的な年寄りの我儘と言うべき事である。
俺の知る東京に関する中でも、江戸時代や東京市時代の町名を改めているエリアは多い。そんな中でも、例えば千代田区神田紺屋町のように未だに「丁目」の設定のない単独町名を用いているエリアもある。

 石川県の中でも金沢市と言えば、県庁所在地であり、加賀藩の城下町として、如何にも市街地であるかのごとき感じだが、東は富山県との県境までがエリアである。 簡単に言えば、都会はほんの一部で、後は立派な田舎町なのだ。もっと言えば、自然溢れる場所が大部分である。
そんな広い金沢市では、地番整理が行われていないエリアも多く見受ける。地名・地番にいろは順を用いている行政は石川県や千葉県にあるようだ。俺は当地に新居を求める際、『イ』とかの地番には戸惑ったものだった。

金沢市で『旧・町名』に戻る事を望んでいるのは街中の人達のようだから『イ』とかの地番には関心がないのであろうが、よそ者としては地番整理を行う方が先決だろうと思うのだが....観光客が迷ってしまうぞ。

関連過去記事:立ち小便はよそう / 世界遺産になりたい症候群 / 紛らわしい「町」と「区」 / 現代版「城下町」タウンページ:考

【京都市公式】今を活きる京町家
 
CityOfKyoto YouTubeより