これが戦争! - 眺めのいい部屋から」を拝読し、『一億人の昭和史』という図書を思い出した
『一億人の昭和史』とは(?)はこちらに紹介されているが、毎日新聞社が編集した膨大な写真情報誌である。
本編15巻、別冊6冊を出版。その後、「世界史の中の一億人の昭和史」「別冊 一億人の昭和史」「日本の戦史」等のシリーズを出し、総点数は95点。
現在はオークション等にも出品されており、全巻(15+α)揃えようとしたならばかなりの出費を覚悟する必要がある。
全国の図書館でも閲覧できる所は少ない。当市の図書館を探してみる所存なれど、ネット検索では無い。
CiNiiでヒットはあるが、全品があるのかは不明 (国立国会図書館デジタルコレクション)
1億人の平成史 平成の写真資料を募集します』とのこと。投稿締め切りは平成30(2018)年1月31日。

戦前・戦後の写真機が無い時代の昭和ですらあれだけの画像があつまったのだ。InstagramとかYouTubeとかのSNSに写真投稿するのが流行っている平成であれば凄まじい数の写真が集まり過ぎるのではないだろうか。
今上天皇が来年譲位することで幕を閉じる平成昭和の半分の期間とはいうものの、画像は集まるだろう。
とは言うものの、NHKをはじめとして事件・事故の写真を視聴者投稿する仕組みが作られ、投稿することで投稿者の著作権は移譲される仕掛けになっているから、著作権を放棄したくない人達では、今さら改まって『1億人の平成史』に応募しようと考えるする者は多くないのかも知れない。

いずれにしても、あのような画像の著作権がどうなるのかは興味深い。(著作権 | Instagramヘルプセンター)
『一億人の昭和史』は毎日新聞社又は出版社が著作権を有しているのだろうか。その為に、市場で見掛け無いのかも知れない。それ故に中古市場にも出回らず、ネット世界での複写物も出現しないのであろう。

親父は二度の徴兵で中国とインパール作戦に出兵したが、日本橋消防署の運転手をしていた関係からか、いずれも司令部付きとなり従軍記者紛いの写真が多かった。昔のアルバムで20冊近く有り「死ぬまでには図書館的な施設に寄贈する」と言っていた。しかし、「親父を火葬する前にアルバムを処分する」と公言して憚らなかった母が有言実行した。他の者が気づいた時には既に消え失せ、後の祭りであった事は未だに残念である。