日本は平均寿命が延び百歳まで生きることが当たり前になる可能性がある為、「人生100年時代」に備えた生命保険があるとのことだ。そして、厚生労働省の施設等機関である国立社会保障・人口問題研究所の推計で百歳以上の人口が、現在の7万人から2050年には70万人に増えるとのことだ。
100年時代に備え保険続々 売れ行き堅調 「子供に迷惑かけたくない」 - SankeiBiz(サンケイビズ)
この話が真面ならば、前途洋々たる日本の未来で「人生100年時代」を謳歌することができるという事か。
しかし、この保険は誰が掛けて、誰が受取人になるのだろうか

昭和40年代であれば、「身内や会社が高額な保険を掛けて、保険金目当てに殺人」なんて事も有り、高額な保険金は白い目で見られる場合があった。また、子供や妻の為に財産や葬式代を残せないと考える父親や、死ぬまで子供の世話になる面倒を見る代金や、老人ホームへの入居代金建て替え分等として、遺産代わりに自分を担保にして自分で保険を掛ける場合が多かったのかも知れない。

現在では状況が変わっているのではないだろうか。前記のような事を子供等に頼める家庭環境では無いのでは。
国民年金は、当人が生存している期間は安定した暮らしができる資金を確保する為に、当人が掛け金を積み立てて、一定年齢に達した以降は積立金を国が還付する事と心得ている。しかし、法制化された後から平均寿命が伸びた事で国民年金制度だけでは間に合わなくなり、介護保険制度を法制化したと承知する...以下、割愛。

長い話は止めるが、
  • 国の政策の誤りの結果を、民間の生命保険メニューに組み入れて補正するな。
  • 生命保険の掛け金は、当人が支払うものではあるまい。
  • 百歳の人口が増えるというが、信じられない......etc.
  • 日本国の過疎化が進む未来に、2050年の百歳だけをピックアッブした議論に意味があるのか。
社会保障 医療・介護の持続性確保せよ  : 社説 : 読売新聞
相続税の節税術 生前に親と同居なら評価額8割引き特例も | マネーポストWEB
関連過去記事:生命保険は誰が? / 少しくらい残しても / 満期の長い定期預金 / 保険とは博打也 / 健康管理の末路は / 妻に毎年110万円渡そう / 保険の見直しでも? / 高齢者のライフプラン / なんと目出度い御臨終 / いつまで生きるつもりだ / 平均寿命が伸びたから