今日は春分の日。 春の彼岸という事で、「おはぎ」を供えた。当地への転居前ならば、鎌倉霊園参り也。
我が家では、春の「ぼたもち(牡丹餅)」にしろ、秋の「おはぎ(御萩)」にしろ、供え物は自宅で作っていた。
ちなみに、東京市荏原町で世帯を持っていた父母は、東京者に倣い春秋ともに「おはぎ」と呼んでいた。
俺が子供の頃、母がまだ若かった時分には、餅米を半殺しにした物や、こし餡・つぶし餡・きな粉などと多彩であった。親父が砂糖を好まなかった為、塩餡や胡麻まで加えなければならず、母は暗いうちから大変だった。
しかし親子3人の我が家で、そんなに作ったところで近所に配ることになるため、いつの頃からか種類を決めて作るようになった。とは言うものの、今のように「煮た小豆の缶詰」という便利な物が無い時代の事、作ってしまうと翌日まで掛かって平らげなければならなかった。

それでも当時から糖尿病になる素養があったのか(?)、酒飲みで甘党の俺としては「おはぎ」を喜んで食べた。
ということで世帯を持って以来、女将は「おはぎ」作りが忙しかったようだ。しかし、食べる量が少なかったとはいうものの父母の食べ口が減ってしまってからは、「おはぎ」作りを止めて市販品を求めることにした。
更に、俺が糖尿病治療に励むようになってからは、「おはぎ」とは縁遠い食べ物になった。
「おはぎ」を供えながら想い出す昔話。

03/18には桜が咲いたとの事だったが、今日の箱根山では雪が降っているそうだ。
桑田佳祐 – ライブ映像作品『がらくたライブ』トレーラー

桑田佳祐 YouTubeより