東京都シルバーパス - 雅行の酒と絵画の日々」を拝読し、東京都には『シルバーパス』という福祉乗車証が有る事を知った。福祉乗車証を発行している自治体は全国的に少なくないが、石川県をはじめ北陸地方には無い。
WikiPedia:東京都シルバーパスより抜粋引用
東京都内在住で、満70歳以上であればパスの交付を受けることができる。
パス交付の費用は20,510円(一年間有効)であるが、有効期限が半年以内であれば10,255円となる。ただし、市町村民税(特別区民税含む)非課税者の場合は、期間によらず一律1,000円。

当地野々市市では、コミュニティバス「のっティ」とシャトルバス「のんキー」が運行されているが、「1時間に1本程度、稀に2本」しか走らない。JR西日本の鉄道も最寄り駅には「1時間程度に1本」しか停車しないため、この辺の街である金沢市中心部に出かけるには「20分程度に1本」走っている路線バスの方が利便性が高い。
しかし、いずれも連絡乗車券は無く、高齢者等に対する優遇措置は無い。他の地域では行われている「高齢者に対するタクシーの割引措置」や「自宅前に専用のバス停留所を設置する制度」や「フリー乗降制」などは無い。

石川県警では高齢者の自動車免許証の自主返納を勧誘しているが、鉄道やバス・タクシーといった公共交通機関の不便さからして、自家用車を利用しなければ生活できない地域性からして無理というものだ。
こんな地域で暮らす者にとっては、都内のようにバンバンと乗れるバスや地下鉄を年間2万円程の『シルバーパス』で乗り放題できるのは誠に以て羨ましい限りだ。

YKK AP Inc. YouTubeより

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地方に住む、俗に言うところの田舎者は歩いている(歩行距離が長い)ように見えるが実は歩いていない。
東京の都心部の住人の方が歩いている。自宅の近傍で間に合う場合は当然歩くし、路線バスでも電車でも乗車する為には最寄り駅まで歩かなければならない。地下鉄に乗る場合は地上と地下との移動までしなければならない。
その点、田舎者は自宅前の駐車場に停めた自家用車に乗りさえすれば良いのだから、歩く距離は知れたものだ。
東京とは言うものの、山手線の外側などの都心部以外の住人は、田舎者と同様に歩いていない。スーパーマーケットやコンビニといった買物ができる場所が中途半端に散在するから、田舎者よりも歩いていないのかもしれない。
そんな歩いていない者が自動車運転免許証の自主返納を奨められたところで、困るのだろう。
もっと歩け。体操の為ではなく、生活の為に歩け。