若者がはじめて娘を見たとき小さな女だと思いました
娘かはじめて若者に逢ったとき大きな男だと思いました
娘は若者より15センチ背が低かったのです
高い所に手が届くに違いないと娘は思いました
そして二人は結婚しました
でも子供はできませんでした
それでも15センチも背が高い若者は娘を大事にしてくれました
15センチ背が低い娘は愛では高かったのです
二人の15センチの差が変わらないまま共に歳を重ねました
そしてお互いを爺さん婆さんと呼び合うようになりました
あるとき爺さんは旅立ちました
婆さんは高い所に手が届かなくなりました
しかたがないので15センチ高い爺さんの所に行くことにしました
爺さんは15センチ上から手を差し伸べてくれました
二人は今でも15センチの差があるのです

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