自然災害が発生すると、各テレビ局から現地取材のレポータが出動する。
以前は男性の独壇場であったレポータには最近では女性も出動している。男女同権というからまずくはないものにしても、不慣れな女性はキャァキャアと騒ぎ立てるだけのレポートが多く、不向きであると思う。とは言うものの、男性だからといって騒がないかと思えば必ずしもそうとは言えない。

男女を問わずキャリアの差が出るのは災害地のレポートに限ったことではないようだ。
初体験の者や災害の少ない地域で生まれ育った者は騒ぐほどの暴風雨でなくとも大騒ぎするが、経験者は多少の事ではびくともしない。しかし、レポータのキャリア差によって暴風雨の状況が適切に語られないというのはよろしくない。全国的に均一かつ的確な表現ができるような体験が必要であろう。
わざわざ危険そうな場所にレポータを立たせて騒がせる風潮のテレビ局は数えるほどになってきた。今どきは割り切ってNHKのように「安全な場所」から中継することで十分だろう。探し出した危険な土地は、視聴者にとっては見知らぬ土地であり「ああ、そうかい」的な見方である。外国の事だが『飛ばされそうな強風です』とポーズしているレポータの脇を一般人が何事もなくスマホをしながら歩いている景色がテレビに映しだされて笑いものになった。

そんなポーズをしてまでも「大変なんです」という景色をテレビ報道したいのであれば、「頑張れよ」だけだ。
しかし、『ヘルメットを、あみだ被り」して「カッパのフードを被らない」レポータはいただけない。
特に女性のヘルメットは無意味と言えるほどに頭に乗せただけの景色が多い。美しい御尊顔をテレビで見せたいのかも知れないが、あの被り方でヘルメットを飛ばされると間違いなく頭が吹っ飛ぶような事故になる。
テレビ局は安全作業の一環として「ヘルメットの正しい着用方法」を指導するべきである。


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