半分、青い。』とかのNHK朝ドラが終わるらしい。青半分とは、どの程度だと考えたタイトルなのだろう。

「半分」とは、どの程度を示すのか考える。「半分」と言われて、50%と思う、40~60%と思う、まちまちであろう。円周率の感覚で、「49.99999999....」、「50.0000001」は「半分」てはないと考える人もいるに違いない。
最近では、「ほぼ」なんて言葉が宣伝にまで使われている。あれだって「限りなく100%に近い」と思う、「50%を超えれば」と思う、色々なのだろう。

朝ドラのタイトル『半分、青い。』は、第12話で小学3年時のヒロイン鈴愛が遠足当日に、雨が止んだ空を見上げて言った台詞でもあるそうだ。「青い」の言葉は「未成熟な状態」を示すつもりなのだろうか。「青い」の反対は「しろい」のだろうか。半分未成熟でも、残り半分は成熟しているのだろうか。
「青い」といっても色見本のように多様である。「空の青」なんて色は人それぞれに思い浮かべる物が違うだろう。

それでも、「半分」と言い、「青い」と言って、互いに同じことを考えているに違いないと思い込むいい加減さが日本人の日本人的な特性なのだろう。
今またまたマスコミの餌食になっている貴乃花親方の騒動では「引退届」とか「退職届」で揉めているそうだ。親方と称する地位にある者が所定の書類を提出しないのは稚児にも劣る。そんな思考回路で、これまで親方として務まったものだと感心するが、これも日本人のいい加減感覚だから務まったのであろう。

巷の女性は「私は歯並びが良ければ美人」的な事を言うが、「歯並びが悪いから美人ではない」と言いたいのだろうか。そんな女性に限って歯並びがどうであろうと美人で無い。一般的には“いいわけ”と称する。
とは言うものの、「歯並びが良い」女性を美人と思う人もいれば、不美人と思う人もいるだろう。「蓼食う虫も好き好き」の言葉もあるように、日本人はいい加減なのである。
しかし、悪いものからでも良いことを見つけ出せるという特技もある。いい加減さこそが、日本人なのかも知れない。「1+1=2」にならないのが日本人なのかも知れない。「2かも知れない」、「ほぼ2」が日本人也。

物事の見方として、正しい事、誤った事が有る。しかし、どうでもよい事が多いのかもと思う爺である