以前「これは危ない番組では?」で「ポツンと一軒家」探し番組の危険性を書いたが、視聴率が良いとのことだ。ニュース番組が落ち目となってきた最近ではNHK「チコちゃんに叱られる!」に並ぶ成績らしい。
最近は、Google マップなどの地理情報システム(GIS)を利用して、宇宙から見た地図から人里から離れた場所に有る建物を見つけ出しては、そこを訪問するという番組がある。俺が知るのは「所&林修のポツンと一軒家」と「世界の何だコレ!?ミステリー」の二つだ。単純に覗き趣味的な見地から考えても、「世界の村で発見!こんなところに日本人」とは似て非なる面白味がある。
あの番組の取材陣が押し掛けた場面で、番組を知っている事に始まり、「ポツンと一軒家」の住人を知っているとかの事で個人情報に類する事をベラベラと喋る近所の住人と言う人種はなんだろうか
あの住人達は「地元から有名人が出ると赤の他人であっても有名人を応援したがり、知り合いのフリをしたがる、日本人によくいるタイプ」と思えば、鼻先で笑い飛ばして済む箏なのかも知れない。

それにも増して大馬鹿野郎と思うのは、捜索隊と自称するテレビ局の人間である。
口の軽い地元住民をたぶらかして「ポツンと一軒家」の情報を聞き出す腕(口先)は流石と褒めたにしても、地元住民が案内を申し出る事を期待している事は丸見えである。そして、案内が付こうと付くまいと、ブツブツ言いながら「ポツンと一軒家」に至る道に車を走らせる。それも、黙って走らずに「道が細い」とか「崖が危ない」とかの愚痴が多い。しかし、その危なくて細い道にはガードレールが映っている。
簡単に言えば、危なくもなんともない道を通っているにも関わらず、番組を盛り上げたいが為にブツブツと言ってると見える。辿り着いた「ポツンと一軒家」には自家用車が有り、一軒家の住人はその道路を通行しているのだ。もしかしたら、行政が公道として税金でガードレールを設置しているのかも知れない。そんな道路をテレビ局都合で通行しながら、ブツブツと言うのは運転技術が未熟なのか、都会者なのか。
押しつけがましい素振りをしながら、「スイマセン」を連呼すれば済むという素振りがさもしい。
番組タイトルの「ポツンと一軒家」を捜索する事が目的なのだから、ブツブツ言ってないで、マウンティングバイク迄いかずとも軽の四駆にでも乗って、腕の良いドライバーを使えば良かろう。
そんなこんなで辿り着いた「ポツンと一軒家」で住人とのレポートは、1日で撮影したとは思えない濃い内容がある。数日は泊まり込んだのかと思える。まあ、人間性良い捜索隊が、優しくて人懐っこい「ポツンと一軒家」の持ち主と仲良く交流できたと思うしかないのだろう。だが、あれは仕組まれた作り事に見える。

なんだかんだと言っても「ポツンと一軒家」に辿り着いて1時間のテレビ放映枠を埋められれば捜索隊と称する人達のビジネスは完遂できたのだろう。しかし、辿り着けなかった場合、捜索隊のビジネスは達成できなかった事になる。しかし、それでも、1時間のテレビ放映枠を埋める為には当初目標ではなくとも「ポツンと一軒家」に代わる別の一軒家を探し出して、番組作りをする事が御仕事という事だ。

そんな時に代わりのターゲットとなった一軒家や、御近所の知ったかぶりの世話焼き達も大変だね。
テレビ出たがり屋と、テレビの威光を利用する仕事の仕方がまかり通る文化程度は貧しい。